家を大規模にリフォームするには、相見積もりといって複数の業者さんから
提案や見積もりを作ってもらうことが一般的になっています。

この相見積もりをするうえで、最終的にはお断りをしなければいけない業者がいることに
抵抗を感じる方が少なくないようです。
やはり、気を遣うということになるのでしょう。

当然、大規模リフォームともなれば、
調査を行ってくれたり、プランニング提案を作ってくれたり、
時には現場を見せてくれたりなど、いろいろなことをしてもらう必要があります。
なので、お断りをする際には、とても言いにくい状況になることがあるのです。

しかし、お施主様からすれば、
どこの業者が良いのかは、やはり比較してみないと分からないことですので、
出来るだけ相見積もりというカタチを取られる方が良いと言えます。

そして、お断りの際には、その理由を正直にお伝えすることが良いと思われます。
業者さん側でも、いろいろとお打合せを重ね、結果、お断りされるとしたら、
自分たちの力不足だったと言われることがほとんどです。
つまり、なぜ、ダメだったのか正確なところを知ることで次に活かしたいとお考えになるのです。
せめて、そういう事に役立ててもらうことで少しはストレスも軽減できるのではないでしょうか。

リフォームコンパスのスタッフは、
長年、大規模リフォームの営業や設計、工事管理を行ってきましたが、
営業時に断られる理由としては、予算が合わないと言われることが多かったように記憶しています。

しかし、リフォームコンパスを立ち上げ、第三者の立場になると、
ご予算以外の部分の本音を聞かせていただくことが非常に多いのです。
主な理由は、提案内容で、
他社はこういうことを提案してくれたとか、
自分たちのリフォームの動機に共感してくれた、
など、思いやりや心の部分を共感し、提案に活かしてくれたというようなことです。

実は、こういう意見は各業者さんにとって非常に役に立つと思われます。
なるほど、自分はここに共感しなかったから気づかなかったのか、というような感じで、
新たしい気づきがあることが多いように経験上思います。

やはり、お断りの時には、なかなか言いにくいとお感じになるかもしれませんが、
出来るだけ正確な理由をお伝えして理解してもらうことが良いお断りの仕方だと考えます。

リフォームコンパスでは、ご紹介させていただいた業者さんのうち、
お断りされる業者さんには、こちらからお断りの伝達を代行しています。
その際に、その理由もお伺いしておりますので、
業者さんに気兼ねなく正確にお伝えすることが出来るようにしております。
その結果、業者さんにも喜ばれているので、
ぜひ、お試しいただければと思います。

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