リフォームコンパス

極端に安い業者

大規模なリフォームに限った話ではないかもしれませんが、
リフォームでいくつか見積りを依頼すると、中に極端に安い価格を提示する業者が現れることがあります。
え?そんなに安くできるのなら・・・と飛びつきたくなることもあるでしょうが、
やはりそこにはそれなりの理由がある場合がありますので、注意が必要です。

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リフォームの工事金額には様々な費用が含まれています。
それは主に、仮設費(足場や保護のための養生など)、建材などの材料費、
工事にかかる職人さんの人件費、会社を運営するために必要な経費などが価格を構成しています。
極端に安い会社があるとすれば、どこを削っているかが問題になります。
よく「材料費を納入ルートを見直すことで安くなっています」というフレーズがありますが、
実はそれによって「建材全体の価格が半分になっています」というようなことはかなり考えにくいといえます。
中古品や展示処分品などの訳ありのものでなければ、そこまで極端に変わらないからです。

ではどこが削られるのかということになりますが、
安すぎる業者がよく削る部分というのが、人件費になります。
工事にかかる職人さんの時間を減らしていけば、当然費用的には安くなる訳です。
では、そのためにどうするか・・・ということになると、
悪いケースで考えると、必要な手間をかけないということもありうるのです。

また、その他の費用についても、例えば仮設費が削減されると、
養生せずに工事が進められて、せっかくの部材が傷だらけになったり、
例えば安全な足場が組まれずに、そこで事故が起こったりという不安が出てきます。
会社の管理経費も、削減されてなくなってしまうと、
適切に工事ができているかをチェックする機能まで削られてしまう恐れがあります。

もちろん、費用は安いに越したことはないと思います。
が、できあがった商品を買うのとは性質の違う買い物になる、このリフォームという場合には
内容をしっかりと見きわめていくことが必要になるのです。

内容を見ずに価格だけで決めてしまうというのは、とても危険になりますので、ご注意ください。

あくまで第三者の立場で、中立的にご相談を承ることから始めますので、
どうぞ、お気軽にご来場ください。

まずは、自分の近くに専門家がいるつもりで、聞きにきてみませんか?

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