若い世帯が住宅を取得して住むということが、近頃は少し難しくなってきている感があります。
その要因としては給与水準の伸び悩みと不動産価格の高騰があげられるでしょう。
すべてとは言えませんが、投機マネーが入ってきていたり、
東京オリンピックに備えた建設ラッシュのあおりを受けて
建築費も少しずつ上がってきているのが現状です。
そんな中、若い世帯だけで住宅を所有していくのには、やはりなかなか大変なものがあると言えます。

そこで、近頃は両親と一緒に住むという考えの人も増えてきています。
両親と同居することで、例えば子供を外に預けなくても良くなる場合があります。
すると、夫婦共にしっかりと働くことができ、暮らしにも余裕が出ることでしょう。
また、両親の側からしても、可愛い孫が近くに居てくれることは、
やはりうれしいものだと思います。(人によりますが)

子供にとっても、自分の親だけでなく祖父母から色々な話を聞くことで
良い刺激もあるでしょうし、何よりも無条件に可愛がってくれる人がいるのは
きっと喜ぶことでしょう。

ただし、単純に同居をしようとすると、色々と問題が起こることがあります。
嫁・姑の問題は昔から言われていることですし、「家」という概念が薄らいできている昨今では
余計にトラブルになることもあるといえるでしょう。

そこで、両親と一緒に住むことを考えようとする場合には、
新しい暮らしに備えたリフォームをするのがお勧めです。
事前に暮らし方を両親と交えて話し合うことができますので、
ここでしっかり話し合いができていれば、後々のトラブルは少なくなります。

水まわりをどうするのか、玄関をどうするのか、
帰宅時間や起床時間のズレをどのように解消していくのか
ハード面で対策できることもありますし、お互いに少し気を遣いあう部分もあるでしょう。
上手にリフォームすると、お互いにメリットが出すこともできますので、一度考えてみられてはいかがでしょうか？

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