大規模リフォームの難しさ
大規模リフォームの難しさ
新しい年になると、家の新築やリフォームを考える人が多くなります。
もちろん、傷んできたからといってお風呂やキッチンなど、設備を入れ替えるお話も多い訳ですが
なかには大がかりなリフォームを考えられる方もいることでしょう。
その際には、一般的な部分リフォームとは違って注意しなければなりません。
というのも、部分リフォームと大規模リフォームとでは、まったく違う・・・とすら言えるほど異なるからです。
部分リフォームの場合には、工事期間も短いですし、その工事をするために入ってくる職人さんの数が
比較的少なくて済みます。
つまり、工事の品質の管理面や工程のコントロールに、さほど労力が必要ないのです。
ある程度職人さんに任せておけば、指示されたことを終わらせて職人さんは帰って行きます。
これで完了する訳です。
ところが、大規模なリフォームとなると、そうはいきません。
工事期間は必然的に長くなりますし、職人同志の連携が必要になるような
複数の職種・工事が重なってくるのをコントロールしていく必要があるのです。
つまり、工事を管理していく人の存在が重要になってくることになります。
工事の管理については、営業をしている人がそのまま担当する場合もありますし、
工事専任の担当がつく場合もありますが、それは各社の特徴による違いこそあれ、
きちんと品質を守って仕事をするためには、それ相応の役割をもった人が必要になるということです。
つまり、職人任せの工事ではうまくいかないことが多々起こりますし、
それらがすべてトラブルの元になっていく訳です。
もちろん、自分たちの家そのものの問題もあるでしょうが、
工事中の近隣に対しても影響する場合がありますから、これは無視できません。
大規模リフォームには、大規模リフォームなりのノウハウが必要になりますから、
やはり部分リフォームばかりをやっている業者に頼んでしまうと、
問題が起こることが多いのです。
そして、大規模リフォームの難しさは、
「どこの会社が大規模リフォームを得意としているのか」が分かりづらい点にあります。
一見大きな名前の会社でも、実はほとんど自社の物件のリフォームしか手がけたことがない、というところも多く
一概に名前だけで判断することはできません。
本当に大規模リフォームの実績があるのか、しっかりとした人が担当してくれるのか、確かめて頼むことが大切です。
新しい年をきっかけとして動き出すことの多い大規模リフォームですが、
焦らずにしっかりと業者を選んでいくことが大切です。
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