全面リフォームの費用
全面リフォームの費用
全面リフォームの費用はどのように決まるのでしょうか?
最近は商品価格を調べるのに、良いサイトがあります。
同じ家電だとしたらどこで買うのが一番安いのか?ということが一目瞭然です。
自宅から遠く離れた小さなお店であっても、
送料を含めても安ければ買ってしまうことだってあるでしょう。
ただし、全面リフォームなどの建築工事の場合はそうはいきません。
なぜなら会社によって、使う部品のひとつひとつや工事のやり方、
進め方がそれぞれ違っていて、
完全に同じ条件にそろえる事が難しいからです。
例えば使用材料はそろえることができます。
水廻りのキッチンやお風呂、それぞれメーカーやグレード、
仕様を指示していけば基本的に同じ条件になります。
しかしそれは家の中で使われる部材のほんの一部でしかないのです。
例えば使われる柱はどんなものなのか?
どんな金物が使われているのか?
など、一見しただけでは分かりにくい部分にも、
それぞれの会社の考え方ややり方が反映されていて
全てが同じだとは言い切れません。
さらに、最も大きく差が出てくる部分が人手の部分です。
建築の世界では「人工(にんく)」と呼ばれますが、
その仕事をするのに何人がかりでやるのか?という考え方です。
つまり、人件費がそこに計上されている訳です。
職人さんはもちろん、その仕事をすることで収入を得、生活しています。
全面リフォームともなれば、毎日何人もの職人さんが出入をし、期間も1ヶ月から2ヶ月、
さらに物件自体が大型だったり難しい工事だったりすると、
もっと日数がかかったりします。
建築工事に掛かる費用は大きく材料と工事費に分けられますが、
その半分以上は人件費に掛かっているといっても過言ではありません。
つまり、工事業者が見積を安くしようとすれば、人手を削ることが一番なのです。
基礎の鉄筋は適当に本数を減らし、結束もあまりしない。
下地の石膏ボードは簡易な留め付けをおこなって、作業スピードを上げる。
新しく取り付けるサッシの周りはモルタルのみでサッと仕上げる。
例えばこんな素人に分からない部分でも人手はどんどん削ることができます。
数え上げればキリがありません。
これらはある意味工事業者のモラルに関わる部分でもありますが、
比較しようとしている会社には
まず施工基準がきちんとあるのかどうかを確認してください。
そうして初めて比較する意味が出てきます。
リフォームの値段に正解はありません。
考え方が値段につながっている部分も非常に大きいので、
しっかり話を聞いて判断していきしょう。
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