住宅の大規模リフォーム 現場見学会で業者を見抜く
住宅の大規模リフォームを考えた時に
リフォーム会社が現場見学会というものを開催しています。
特に最近では多くなり、毎週のようにどこかで
大規模リフォームの現場を見ることが出来るようになっています。
その見学会に参加するとしたら、
どのような事に注意をして観に行けばいいのかを記していきたいと思います。
一つ目は、開催している会社の接客担当者の対応です。
説明の準備がきちんと出来ている担当者は物件の質問に対して
即座に明快な答えが返ってきます。
さらに、良い担当者はお客さんのリフォームした気持ち(動機)をきちんと理解しており
今回の見どころを、見学に来られた方にきちんと説明する準備も出来ています。
来場者の方に、来てよかったと思ってもらおうとする担当者の熱意を感じます。
二つ目は、リフォームというものの見せ方です。
特に完成見学会の場合、綺麗なのは見て分かりますが、
気になるのは既存との比較が出来る写真などきちんとそろっているか、
また、既存と完成の図面が見れるかどうかです。
もちろん、これは施主様の許可は必要になるのですべてという訳にはいかないと思います。
しかし、以前と間取りがどう変わっているか、
使い勝手がどの様に良くなったかは
やはり、良い見学会は用意されていることが多いはずです。
三つ目は、会社の営業や設計担当者または
大工のこだわりの部分があるかどうかです。
些細な事でもかまいません。
例えば飾り棚や収納、明かりの取り方など、
リフォームをしてお客さんが住みやすく使いやすいような提案がされているかどうか。
ご自身で見ても分からなければ、接客担当者に聞いてみるといいでしょう。
集客目的の見学会では見学に来られた方は何も獲るものが無く、
自分の個人情報だけを与えただけというようになってしまいかねません。
逆に自分たちの作品を見に来て欲しい、今後の役に立ってほしいと
思っているリフォーム会社は、それだけですべてではありませんが、
上記のようなことをしっかりしています。
せっかく足を運んで見学会に参加されるなら、
やはりその会社はお客様をどのように考えてるのか、
どの様な心がけでリフォームをしているのかを、しっかり見極めたいものですね。