全面リフォームこれだけは譲れないポイント4
住宅の全面リフォームにおいて、
お施主様の立場に立つと、特にこれだけはゆずれないポイントが4つあります。
それは、
1、費用について
2、近隣対策について
3、耐震について
4、提案力について
です。
前回までに、3番までを述べましたので、
今回は、4、提案力について述べたいと思います。
私たちは、東京から博多まで、いろんな場所でセミナーを行って、
さまざまな大規模リフォームを考えておられる方とお会いし、ご相談を受けます。
その中で、特に、言われることが多いのが、
「一応、自分はこのようにしたいと思うけど、提案してほしいのです」 というものです。
つまり、自分たちで考えたご要望を伝えるのですが
そのままカタチにされるのは、不安が残るというものです。
それは、その通りだと思います。
特に、全面リフォームともなると、その後の生活に大きく影響することもあるからです。
その為には、常により良い提案を心掛けている業者さんに依頼しないといけません。
しかし、それだけでは、不十分です。
なぜか?
業者さんの中には、多くの担当者がおられることが多いのですが、
業者さんによっては、大規模なリフォームの経験値が少ない人や知識が少ない人がいるものです。
そして、担当者に求められるスキルはかなり高いのが全面リフォームの特徴です。
なので、出来れば経験や知識の高い担当者に来てもらえるようにする方が良いということです。
良い業者、良い担当者が必要です。
しかし、そもそも、内部の人のことなど知らないというのが普通でしょう。
ただ、部分リフォームばかりを行っている人や、
知識が少なく頼りない人を避けるだけでも良いと思います。
なので、ベテランの人や役職ある人、デザインが得意な人、構造に強い人など希望を伝えてみましょう。
それだけでも、可能性が大きく変わるはずです。
また、最初の家に来てもらった時、
ご要望を伝えるときには、必ずその理由も伝えてみましょう。
出来ればリフォームを考えたキッカケや想い、
リビングでの過ごし方など普段の暮らし方など、直接関係ないことでも
いろいろお話されてみることをおすすめします。
そうすると、その会話で提案のヒントが隠されていたりすることが多いので、
どんどんお話される方が良いでしょう。
自分たちの想像するリフォームのカタチを超える提案を期待したいものです。
実際に、そういうことが満足度に大きく関係しますので、
伝えてみてください。
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