2014.3.11

リフォーム中のお茶出しについて

リフォームの工事中に大工さんにお茶出しをしなければいけないか？
これは、お施主様にとって、意外と大きな問題です。

まだ、部分リフォームなら、期間が短いので、
「まあ、気持ちですから」ということになるかもせれませんが、
全面リフォームなどの大規模リフォームの場合は、
そういうわけにはいきません。

一戸建ての場合、１か月も２か月もかかることがあります。
規模によっては３か月以上かかることもあるのです。
そんな長い期間、毎日、お茶出しをしようとしたら大変です。
毎日、職人さんが何人いてるかわからないし、
お茶だけではどうかと思うし、など気遣いが絶えません。

住みながら工事にしても、簡単ではありません。
そもそも住みながら工事は、工事するゾーンと住むゾーンに分けて行うのですが、
住むゾーンは限られた範囲で、かなり不便な状況になるのです。
タイミングによっては、水回りが簡易的なものしか使えない期間もあります。
そんなときに、毎日お茶を出すことは、やはり大変だと思われるのです。

逆に、大工さんたち職人さんからするとどうなのでしょう。
もちろん、嬉しい気持ちはあります。
しかし、やはり、お施主様が、わざわざお茶を持ってきてくれたら、
作業をいったん止めて、ありがたく頂戴しないといけないと思ってしまいます。
それが毎日になると、大袈裟ですが、工程に影響することも考えられます。
つまり、何も出さなくても良いとは思いますが、抵抗があるならば、
ポットとおやつを置いておき、たまに補充するくらいが良いかもしれません。

そうすると、職人さんも自分たちの休憩の時間に、自分たちの都合で、となりますのでおすすめです。
実際に、私が大規模リフォームの技術営業をしているときには、
これが一番喜ばれていたように思います。
ご参考にして頂ければ幸いです。