2014.6.20

全面リフォーム　費用に関してよくある失敗　

家を全面リフォームする時に、費用に関するよくある失敗があります。
それは、追加費用です。

リフォームでは、予め把握できない部分がありますので、
通常は工事中に出てきた思わぬ事態については、追加費用が掛かります。
しかし、大きなリフォームになればなるほど、その金額がときに信じられない費用になることがあります。

例えば、
・解体すると、床下にいたシロアリが柱を伝って梁にも食害がある
・解体してみると、使用部材が通常より小さい
・事前に把握できなかった腐食がでてくる
などなど、本当にさまざまな出来事が起こり得るのです。
そういう場合は、修正や補強をするために比較的大きな費用が必要になります。

しかし、これは予め把握できない部分に対することが多いので、
仕方がないと言えなくもないでしょう。
ただし、ここで問題なのは、最初に出来るだけの調査をしてくれているのかどうかという事です。

全面リフォームなどの大規模なリフォームの場合は、家を全体的に調査をしなければなりません。
特に木造住宅の場合は、間取り変更するためには、耐震診断しておかなくてはならないので、
その為には、調査は必須項目です。
その調査をおろそかにしていると、後からの追加費用がかかる恐れが大きくなります。

また、調査をしてくれた後に、追加費用がかかる恐れがあるのかと、
ある場合は、どれくらいの内容と費用になるのかを予め確認しておくと良いでしょう。
事前に、もしかしたらかかるかもしれない費用がだいたいでもわかっていると、
予算組もしやすくなると思われます。

つまり、
調査をしっかりとしてくれているか
どの程度の追加費用を見込んでおくべきか
を確認しておくことが必要です。

全面リフォームは、いろんなことが起こります。
そういうことをしっかりと対応してくれる業者さんを選びたいところです。