全面リフォーム 別途費用の確認
家を全面リフォームを行うときに、費用に関して見積りチェックの失敗があります。
それは、別途工事です。
通常、見積もり金額には、別途というのがあります。
これを見逃したり、そもそも記載されていないから気づかないことがあるのです。
その中で特に金額が高いもの、よく出るものを下記に並べてみます。
・電気容量増設
これは、家に入ってきている電気の容量が足りない場合に、増設することです。
それには、分電盤を交換して、幹線をやり直し電気メーターも取り換える必要があります。
・ガス工事
これは、一般的には各地域のガス会社が行うもので、配管やメーターに関することです。
給湯器をやり替える、移設するときには基本的にガスの配管をさわらないといけません。
また、ガスのコックをなくすとか、増やすといった場合にもガス工事が必要です。
・電話工事
電話の配線は、通常、電話会社が行わないといけません。
通常の工事に入ってきている電気屋さんでは出来ないことが多いのです。
・カーテン工事
新しく設置したサッシ、移設したとき、大きくしたときなど、
現在のカーテンを使用しないときには、新たしくカーテンが必要になります。
・エアコン工事
エアコンはリフォーム工事に一旦外さないといけません。
それを再度、設置する場合に、既に7年以上経過しているエアコンは脱着できないことがあります。
それまで、普通に動いていたのに再度設置すると動かなくなる恐れがあり、
メーカーや業者がリスク回避のために行わないからです。
・建築確認申請
建築基準法によって建築確認申請が必要になることがあります。
よくあるのが10㎡以上の増築、防火・順防火地域の増築があります。
その申請が別途工事になっていることが多いのです。
・工事後に判明した不具合
解体後に判った不具合は一般的に追加費用を請求されます。
全面リフォームの場合は、これが大きくなることがありますので、
予め、必ずどの程度の費用が掛かる可能性があるのかを確認しておきましょう。
以上、これくらいがよくある追加費用だと思います。
見積もり段階で、必ず確認をしておきましょう。
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