木造住宅全面リフォーム 通し柱に注意
木造住宅全面リフォーム 通し柱に注意
木造の一戸建て住宅の全面リフォームを行う場合に、
その計画の際には通し柱についての注意が必要となります。
通し柱というのは、1階から2階にかけて、屋根まで通っている柱のことです。
通常の柱は管柱(くだばしら)といい、1階は1階、2階は2階という風に
別々の柱になっていますが、
通し柱というのは、1本ものの柱になっているのです。
そして、通常この柱は抜くことは出来ません。
なので、間取り変更する際にはどうしても制限が出てくるのです。
つまり、構造上撤去して補強することが容易な柱と、撤去出来ない柱とがありますので、
それらを適切に判断して、間取りの計画を立てないといけないわけです。
そして、この通し柱は家の四隅はもちろんのこと、真ん中に位置することもよくあります。
その場合は、間取りの配置で工夫する以外に、どうしても、真ん中に出てくるときは、
その柱を利用して、飾り棚を付けたり、アクセントとして化粧したりすることで、
違和感を取り、意匠的な向上に利用したりもできます。
通し柱は非常に大事な柱です。
出来る限り工夫して、撤去しないようにしましょう。
Kousuke Kitamura
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