リフォームコンパス

全面リフォーム コンセントの位置で快適に

住宅の全面リフォームでは、
壁をめくって下地からやり替えることも多くなることが考えられます。

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そんな時は「コンセントの配線も新しくする絶好のチャンス」です。

無駄なタコ足配線や、家具で隠れてしまったコンセント、掃除機をかけるにも不便な位置にあったり、
夜食事の支度に電子レンジを使うと”バチン”とブレーカーが落ちてしまったり、、、。
そんな不便さや、悩みも解消するまたとないチャンスなのです。

コンセントの位置等の打合せは、工事が進み、間取りがはっきり出来てくる段階では既に遅いという事をご存知でしょうか。
柱や壁の下地に電線を這わせ、壁の内側に隠蔽し、その上に壁の下地ボードを張っていくものですから、
このタイミングを逃して、後になってコンセントの追加を依頼しても、
「壁をめくってやり直すので、追加費用がかかります」とか、「今からでは無理なので、露出で配線となります」
などと言われることが多いようです。

ですから、出来るだけ工事着手前に家具の配置なども考慮して配線計画を立てておきましょう

特に間取り変更がある場合、壁の位置や内寸は現況とは異なってくるものですから、
そのあたりは業者さんに確認が要ります。

生活しやすくなるか否かの差が良く出てくるところですから、
事前にしっかりとご自身の意図を伝えておくと良いと思います。

コンセントの高さは通常、床から25~30cmですが、ローボードをおいてその上にTVを置きたい場合は、
通常の高さではローボードの背中に隠れてしまうのです。
ローボードの高さが40cmとか予めわかっていたら、その上にコンセントがあるように調整できる、といった感じです。

あと、少し腰や膝が悪い方には、コンセントの高さを床から40cm位にする、という提案もあります。
見た目は少し悪いかも知れませんが、膝や腰をあまり曲げなくて済むので、楽です。

せっかくの全面リフォームですから、より快適になるように「コンセントの位置」を考えてみられると良いでしょう。

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