大規模リフォーム 業者決定までに大事な3つのポイント
住宅を大規模にリフォームする場合は、
業者を決めるまでに特に重要なスケジュールポイントがあります。
ここでは、特に大きな3つのポイントを考えてみます。
1、業者さんが最初に来た時に伝える内容を決めておく
よく要望を整理しておく、と言われることがありますが、大規模リフォームの場合は、
具体的にどのようにするというのは、やはりプロである業者さんにも考えてもらいたいところです。
自分で考えた内容よりも、もっとより良い方法があるかもしれないからです。
つまり、より良い提案をもらうために必要な情報を伝えることも大切になるということです。
どのようなキッカケでリフォームを考えたのか、リフォームすることでどのような問題を解決したいのか、
そもそもどのように暮らしているのか、などが、大規模リフォームのプランニングをするうえで最も大事
だといえるでしょう。
しかし、なかなか突然聞かれても整理しておかないと伝えることは難しいのもだと思います。
自分たちのことを理解してもらうことを重点をおくと良いようです。
2、見積もり提案をしてもらう業者さんを決める
要望をまとめたら、いろんな事例を見て、好きな雰囲気やある程度の予算を考えて、
見積りを依頼する業者さんを数社決めて相見積もりをとりましょう。
その際に、重要なのが、ご自身に考えるリフォームのカタチを理解して、
その実績が豊富にある業者さんを選択することです。
主に、大規模リフォームをしている形跡があるか、
木造や鉄骨、またはマンションなど自分の家の種類の工事をしているかなど
は事前に確かめることが出来ると思います。
実は、判らないから聞いてみるとした場合、
業者さんに、自分の考えるリフォームは出来ますか?と聞いても、ほとんどの業者さんが出来ると答えると思われます。
なので、出来るかどうかを聞くのではなく、実績がどれくらいあるのかを確認していただく方が良いでしょう。
この相見積もりをとる業者をどこにするのかを決めることは、最重要項目になります。
さらに、大規模リフォームの場合は特に、その業者さんの担当者によっても大きく変わります。
実績ある業者の経験豊富な担当者に巡り合えるかどうかが、成功のカギを握るといっても過言ではありません。
しっかりと選択したいものです。
3、工事を依頼する業者を決める
3社程度の相見積もりをする業者さんを決めたら、その中から工事を依頼する業者さんを決めることになります。
自分たちの聞き取りや事前の調査、プランニング提案や見積り内容などを比較して決めるのですが、
ここで大事なのは、各業者さんのいろいろな対応と自分たちへの共感です。
大規模リフォームというのは、計画通りに進まない可能性があります。
大きな問題や想定外の出来事が起こり得るのです。
その時の業者さんの対応は、最終的な満足度に大きくかかわります。
そして、その対応は自分たちの考え方や想いを理解してくれていると安心感が違ってくることになります。
つまり、業者さんを決定する際に、
その間のさまざまな対応の実情や自分たちへの理解度なども考慮されることが大切です。
やはり、大金もかかる、暮らしが変わる、家の安心度も変わる、大規模リフォームですので、満足して終わりたいものです。
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