従来、大規模な住宅リフォームになると、１０時と３時の休憩時に
大工さんにおやつや飲み物を出さないといけないという風習があったと思います。

ところが、これについては大変億劫に思われる方が多い様です。
古民家の場合には元々家が広く、必然的に家全体のリフォームではない場合、
住みながら工事をされる方も多いのですが、
それだけでも普段の生活が出来ない分大変なことなのに、
さらに毎日違うおやつやお茶を用意するのは
奥様にとっては多大な負担を強いることになるでしょう。

そもそも、そういうことをしないと工事が疎かにされる、
またはお茶やお菓子を出していると、工事をより良くしてくれたり、
サービスも含めて対応してくれる、というようなことが、
昔からの言われたりしており、あたかも決まりごとのように思われる方が多いのですが
最近ではそのようなことは少なくなってきています。、
ある程度大きな会社になると、会社としてそういうことをお断わりしているところも多いので
実際には事前に聞いてみるとよいでしょう。

それでも「お茶を出さないといけないんじゃないか」と気になる方は、
例えばポットとインスタントのコーヒーなどをおいておくとか
さほど負担にならない形でしておられることもあるので、
それだけで十分だと思います。
しかし、もし仮に、
お茶出しが必要かどうかを事前に聞いてみて
「いやーやっぱりそれは必要ですよ！」
なんていう業者がいたら、それこそいまどきの業者ではないかもしれませんので
要注意だと考えてよいでしょう。

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