住宅の大規模リフォーム モデルハウスに利用
住宅の大規模リフォーム モデルハウスに利用
住宅の大規模リフォームを行う場合に、モデルハウスとしてのオファーがあることがありますので、少し触れてみたいと思います。
新築のハウスメーカーなどは、住宅展示場と呼ばれる複数のハウスメーカーが実際に家を建てて
それを顧客が自由に見学できるようにして集客する手法を多く採用しています。
一方、新築と違ってリフォームの場合には、既存の住宅があることが前提になりますので、
通常は展示場に見本を集めることはできません。
もちろん、古くなった新築の展示場をリフォームして、リフォーム用の展示場として活用しているケースもありますが、
まだまだほんの一部だと言えます。
そんな中、一般の住宅をリフォームし、その後モデルハウスとして活用するケースも出てきました。
新築と違って、リフォームの場合は既存の住宅があるので、所有者が施主本人の場合がほとんどです。
そこで、業者はその住宅のリフォーム工事をさせてもらった後、ある一定期間借り上げて、
その間をモデルハウスとして使うのです。
その間、施主はどこか別のところに住まなければなりません。
しかし、例えばそもそも住んでいない空き家だったりする場合、そしてリフォームが必要な状況の家に関しては、
モデルハウスとして使ってもらうことで工事金額が安くなる可能性があります。
しかも、条件にもよりますが、貸している間の家賃をもらえることがほとんどですので、かなりお得になります。
また、住んでいる家の場合でも、例えば元々が仮住まいを必要とする工事の場合、
業者によっては、工事中の仮住まいを工事後も３ヶ月ほど延長し、その間短期的なモデルハウスとして
同じような条件で借りてくれるところもあるようです。
業者側もその住宅を営業上利用することで集客に大変役に立ちますし、
照明やカーテン、エアコンなどが割安で良いものが提供される可能性もあります。
もちろん、提示される条件にもよるかとは思いますが、該当する場合には検討してみても良いかもしれませんね。
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