全面リフォームの情報集め イベントについて
全面リフォームの情報集め イベントについて
全面リフォームの情報を集める手段のひとつに、
リフォーム会社の主催するイベントに参加するという方法があります。
これは自分で手探りで色々と調べ回るよりも、
「イベントに行って、いろいろ見てみたり、話を聞いてみる方がよっぽど早い」
あるいは、
「自分で調べるといっても、そもそも何をどう調べたら良いかわからない」、
ということによるのかもしれません。
確かに全面リフォームの場合には、いろいろな事を知っておく必要があるので、
リフォーム会社の主催するイベントというのは、利用の仕方によっては有効な手段だと思います。
しかし、まだ考え始めて間もない段階の場合、
かえって失敗することがありますので、注意が必要です。
というのも、そういったイベントがあくまでも集客を目的として開催されているからです。
どういうことかと言うと、
リフォーム会社のイベントに出かけると、まず先方の担当者がつきます。
その人が会場内を案内してくれたり、考えているリフォームの内容について
話を聞いてくれることになるのですが、
その担当者一人の話が「そのイベントで聞く全て」になってしまうことが多いのです。
しかも、もしその担当者が、結構良い話をしてくれた場合、余計に印象が良くなったりします。
それ自体は決して悪いことではありませんが、
そこでいきなり「じゃあ１回みてもらおうかしら」となることも多いのです。
またそのイベントに飾っている商品や実例などは、
大抵その会社が見せたいものだけが置いてあることがほとんどです。
要するに、一つのイベントで得られる情報というのは、
決してリフォームの全体像ではなく、そのひとつの会社と、
いわばその担当者一人の情報でしかありません。
しかも、例えば相談内容がその会社の特徴や商品と少し合っていなかったとしても、
不利な情報になりますから、そんなことは決して言わないでしょう。
そして、リフォーム会社のイベントというものは、なかなかたくさんの数の会社に行けるわけではないでしょうから、
例えば３つ行ったとしても、得られる情報としてはそれほど多いものではない、
ということを認識しておくべきでしょう。
さらに、「３つ行ったとしても」と書きましたが、
その３つをどのように見つけたのかも問題です。
たまたま新聞の折り込みチラシに入っていたとか、
インターネットの検索で上の方に出てきた、などで選んだイベントが、
ご自身の考えている全面リフォームに一番合っている会社の上位３つというわけ
ではないはずです。
なので、イベントに参加すること自体は決して悪いことではありませんが
その時の担当者の雰囲気がたとえ良かったとしても、
その会社の得意とする工事内容や、実際に工事をしてくれる大工さんの情報と一致する訳ではないので、
その場で次のアクションを起こさないようにして、
慎重に情報のほんの一つとしてとらえるほうが良いと思います。
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