古い木造住宅全面リフォーム 費用の難しさ
築年数が40~50年経過した木造住宅の全面リフォームの費用はいくらかかるのでしょうか。
よく、そんなに古いのなら新築するより高くなると言われますが、
実際には、比較した結果、全面リフォームを選ぶ方がたくさんおられます。
つまり、家の状態と要望する内容によるので、一概には言えないということです。
立地条件が悪く、建て方や使用材料に問題があったり、
増築減築で元の形がなくなり、使えるものがほとんどないなど、
ご要望の内容がリフォーム向いていないような場合、
建て替える方が良いときもあると思います。
しかし、実際は、再生が出来ない、費用も現実的ではないという事が少ないということでしょう。
一般的に木造で使われている柱や梁などの木材は、
100年~150年くらいで一番固くなると言われます。
実際に、築年数が古い家の柱はのこぎりで切るときも固いものです。
ただ、それが年数が経つにつれ、
雨や水漏れで腐食していたり、白蟻に食害されたり、つなぎ目が緩んでいたりなど
老朽化している部分がどれほどなのかが重要です。
なので、全面リフォームの費用は、家の現状やご要望内容によって大きく変わりますので、
きちんと見てもらわないとわからないのが現実でしょう。
だいたいいくらくらいかかるのかを事前に把握したいということでは、
ある程度の状態を理解し、要望をまとめて、2~3社くらいのイベントなどで聞いてみると良いでしょう。
1社では、とりあえず安く言っておこうとか、会社の思惑が入るかもしれないので、
出来るだけ数社で聞いてみることが大切です。
事例を見てみても、同じ会社で、20坪の家が、600万円というのも、1500万円というのも載っていることがあります。
写真や図面があれば持参していくと、より実際と近い金額がわかるかもしれません。
ぜひ、利用されてみてはいかがでしょうか。
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