2015.5.4

リフォームか建て替えか　何から始める？

リフォームか建て替えかを考えたときに、何から始めたらよいのでしょうか？

ここで、ポイントになるのは、
リフォームでは再生できない場合があるということです。

建て替えの場合は、法律上問題がなければ、大抵実行することが出来ますが、
リフォームで再生するためには、それ以外に、
構造上の問題、プランニングの問題、費用の問題が関係します。

例えば、
木造一戸建ての場合、基礎や土台が著しく老朽化していて再生に値しないことや、
間取りを作成する際に、思うようなものにならない、
再生は出来るが、建て替えと変わらない費用がかかる、
など、まずは、ご自身にとって検討する状態になるのかどうかを判断しなければなりません。

つまり、リフォームで出来るかどうかをまずは、判断しないといけないと言うことになります。
そして、出来るとなった場合に、
初めてどちらにする方がよいのかどうかをご検討することが出来るようになるのです。

その為には、大規模リフォームに長けた業者さんに見てもらうことが必要です。
家を調査してもらい、お話をじっくりと聞いてもらい、
可能であれば、プランや見積もりを出してもらうことから始めるとよいでしょう。

その際には、構造上の再生方法やプランニングはもちろん、
助成金が対象になるかどうか、税金面ではどうなるのか、工事中に近隣への配慮はどうなのか、
など、いろいろな視点で説明を受けたいところです。
その後に、建て替えの場合では、どうなのかを調べると、
比較しやすくなると思われます。

そして、一般論としては、新築とリフォームにおいて、双方ともに良い点や悪い点があるとは思いますが、
実物の状況や考え方によっても判断が変わりますので、建物や人によっても良い点悪い点は変わるものです。
自分たちにとって具体的にどんな良い点悪い点があるのかを、比較すると良いでしょう。

リフォームか建て替えかを決めるのは、非常に大切な判断です。
じっくりと検討してもらいたいと思います。