住みながら工事での注意点
その不安を解消するために何点か事前に把握しておてほしい事をまとめてみます。 ●4つのゾーンを確認する。 住みながらの工事の場合4つのゾーンが必要になります。
1つ目は施工場所、2つ目は生活場所、3つ目は保管場所、4つ目に作業場所です。
この空間を事前に計画を行い、業者さんと認識を共有しておかないと、
工事が始まってから不便を強いられてしまうことにってしまいます。
例えば、
最初は一部屋ずつ工事を進めると聞いていたけれども、
作業場所がないということで生活スペースの部屋が作業場所になってしまいとても大変な思いをした、
とうい事もありえるのです。
工事に入る前に工程表を出していただき、必ず事前に計画を説明してもらうようにしましょう。
●水廻りは細かく確認する。
工事中にも生活するうえで必要となる水廻りは、特に、工事の進め方の確認が必要です。
いつから解体を始めていつ工事が完成するのか、いつから使用できるようになるのか
詳細な確認が事前に必要です。
大まかに工事を分けると、解体→設備(水道など)→下地→仕上げ→設置→接続となります。
またこの期間中の洗面や洗い物などの水は何処で使えるのか、トイレは使えるのか確認が必要です。
工事箇所ごとで説明すると、
浴室はとくに解体後に下地の木が腐っていて取替するのに期間が余分にかかる事態も考えれらます。
なので予定よりも遅れることを念頭においておきましょう。
また浴室が完成しても脱衣場の床が無いと浴室に入ることも出来ませんので、
安全に使用出来るのはいつからなのか確認をしておきましょう。
トイレについては得に念入りな確認が必要です。
便器の取り替えだけであれば一日作業ですが、内装の解体が必要な場合などは工事期間も長くかかります。
その場合は室内に仮設のトイレを設置してもらえるのか確認をしておきましょう。
外に設置する場合は、冬場や夜がとくに大変ですので場所を確保して設置する計画を立ててもらいましょう。
洗濯についても洗濯機を仮に設置する場所の確認と併せて、干場の確認をしておきましょう。
流し台については設置が完了しても仕上げやクリーニングまでの期間が長くかかります。
いつから料理が出来るのかを確認しておきましょう。
換気扇も付いているけれども外にダクト(丸い筒)が出ていなければ排気されませんので、確認が必要です。
●メッセージボードを掲示してもらう。
可能であれば、2週間先までの工程を職人さんに記入してもらえるようにお願いしてみましょう。
ホワイトボードで十分です。
そこに職人さんへのお願いやまた職人さんからのメモを記入しておけば聞き漏れが無くなります。
●防犯対策を確認する。
足場を掛ける工事は外からの侵入がしやすくなります。
とくに夜は職人さんも居られませんので不安になることもあるでしょう。
最近では足場に取り付けられる防犯ライトも売っていますので、
街灯が無い道路面がある場合は取付けてもらえないか確認してみましょう。
●緊急時の連絡先を確認しておく。
職人さんが帰った後、水やお湯が出ない、コンロに火がつかない、
などが起きてしまった場合の連絡先を確認しておきましょう。
水道のメーター内で止めていいる場合や給湯器送る水を止めている、など職人さんが開栓するのを忘れて帰らえることもあります。
何かあった場合の連絡先は必ず確認をしておきましょう。
このように、住みながら工事というのは色々な事が起こる可能性があります。
普段とは違う生活ですので当然です。
ぜひ、事前に確認していただくことをおすすめします。
全面リフォームは工期も2~3か月程度かかることがよくあります。
安全に、出来るだけ不便を少なくしておきたいものです。
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