リフォームコンパス

住宅の全面リフォームの近隣挨拶について

小さなリフォームの場合は、工事にかかる日数もほんの数日、
場合によっては1日で終わることもありますが、
全面リフォームやある程度大規模なリフォームをおこなう場合には
2~3ヶ月かかるケースも珍しくありません。

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その期間、住みながら工事をする場合は自分自身もとても大変なのですが、
実は近隣に住んでいる方にもかなりご迷惑をお掛けすることになります。
工事車両が毎日何台か家の前に停まることもあるでしょうし、
工事で使用する電動工具の音がずっと鳴っていたり、
いろいろな職人さんが出入りすることで話し声が気になったり・・・。
質の悪い職人が来て迷惑をかけるというのは論外ですが、
きちんと仕事をしてくれる職人さんたちであっても、
ご近所の方からすると、やはり迷惑な存在であるのは間違いありません。
それを前提として工事に入る場合、きちんとした会社であれば
必ず近隣挨拶を行ってくれます。
自社の看板をかかげて安全を約束して工事に入る会社であれば、
何かあったときのために、当然ご近所にもお知らせする必要があるからです。
この「近隣挨拶をしてくれるかどうか」というところは
会社選びのポイントのひとつになると思いますが、
ここではアドバイスとして「近隣挨拶へは担当者と一緒に回る」ことを
お勧めしておきたいと思います。
会社の人が回ってくれるからそれでいいんじゃないか、という考え方もありますが、
迷惑をかけられる側の近隣の人の中には、実は快く思わない人も居たりします。
常日頃頻繁に顔を合わせて挨拶を交わしているような、
良好な地域は問題ないと思いますが、
やはり工事中の近隣トラブルは工事自体の期間を長くさせてしまったりするような
思わぬ影響が出たりします。
事前に自分自身も挨拶に回っておけば、一応筋は通した形になります。
それによって少しでもトラブルの可能性を低くできるのであれば、
大きな労力ではないでしょう。

工事業者は工事期間中だけしかそこにはいません。
その後ずっと住み続けるのは、施主自身なのです。
家が新しく生まれ変わるだけでなく、
近隣の方とも良好な関係をつくっておくことで、住み心地はずっとよくなります。

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