住宅の大規模リフォーム 住みながら工事の注意点
住宅の大規模リフォームを考えたときに、
住みながら工事をする場合に事前に注意するべきことがあります。
私たちが沢山の経験をしてきて、事前に確認しておかなければならないことの中で、
特に必要なことを何点か記します。
－ トイレは常に使えるように －
住みながらの工事で一番気になる箇所はトイレでしょう。
当然、工事期間中は使用できません、しかし我慢もできませんので、
室内用の仮設トイレを設置してもらいましょう。
最近では室内に仮設トイレを設置することができます。
給排水工事の心配もなく設置が簡単です。
さらに、位置が変わる場合は可能な限り、
既存のトイレを解体する前に新しいトイレを作ってもらいましょう。
配管の問題などがありますが、少なくとも使えない期間は減ります。
－ 洗濯機の設置場所を決めておく －
工事中の洗濯機の設置場所と物干し場はきちんと決めておきましょう。
洗濯機は給排水の問題もありますので事前に打合せが必要です。
物干し場も良そう工事中などは出来ませんので、工程を把握させてもらいましょう。
－ 冷蔵庫の置き場所を確認 －
冷蔵庫の場合は電源さえあれば移動は可能ですので
キャスター付きの敷板の上に設置してもらうと移動も簡単ですので
一度お願いしてみてください。
－ 空間を必ず分ける －
住みながらですので、生活する場所が当然必要となります。
それ以外に生活の荷物の保管場所、工事をする場所、
この三つをきちんと分けないといけません。
またスペースの問題もありますが、
敷地内に駐車場があれば
資材置き場兼、作業場となるよう計画を出来ればしてもらいたいと思います。
作業場は材木を切ったりする場所なので、
きちんと分かれていないと木埃など掃除が大変です。
－ 近隣対策を念入りに －
工事中でも隣近所の方とは毎日お顔を合わせます。
今後のお付き合いもありますし出来る限りご近所には迷惑をかけないようにしたいものです
一番ご迷惑になるのが工事車の駐車です。
大工さんはほぼ毎日現場に来ますし、
一日中停めっぱなしになるので駐車スペースを必ず確保しましょう。
次に足場が道路付近まで設置する場合、
万が一通行者の方が夜怪我をしないようチューブライトを設置してもらいましょう。
屋根や外壁を撤去する時などの埃と音の対策をきちんとしてもらいましょう。
足場にかける養生シートには埃を通しにくいシートもあります。
－ タバコの喫煙場所を決めておく －
最近ではタバコを吸う方が減ってきましが、中には喫煙者の方も居られます。
何処でも吸われると臭いこともありますので場所はきちんと決めておきましょう。
また火災の心配もありますで必ず消火器など設置してもらいましょう。
その他まだまだ注意しなければならないことが沢山ありますが
最低限上記のことは事前人確認しておきましょう。
それくらいは業者がしてくれるだろうと思われるかもしれません。
確かにその通りだと思いますが、やはり業者さんによると言わざるを得ません。
工事中はやはり大変なので、後でより苦労をしない為にも確認しとく方がいいでしょう。
