リフォームコンパス

住宅の太陽光発電を全面リフォームの時に

住宅の全面リフォームを機に
太陽光発電を設置することを考える人が多い様です。

その多くの人は電気代を節約できることがメリットと考えているようです。
そこで、3つの注意点があります。

1つ目は、発電量についてです。
業者によっては、電気代がタダになりますなんていう営業をすることも
ありますが、実際に設置したら全然そうならないことも多いのです。
発電量は立地条件や屋根の向き、設置できるパネルの数、
機種などによって様々です。
事前に、しっかりとシュミレーションしてもらい、自分の家の場合は
どれくらいの発電量で、何年くらいで元が取れるのかを考えましょう。
特に訪問販売では、こういう苦情が非常に多い様ですので、
気を付けましょう。

2つ目は、屋根の種類です。
太陽光発電機器を設置するには、
屋根の種類によって保証できない場合があります。
機器を設置するのに使う金具などが、屋根の種類によっては
保障出来るような取り付け方が出来ない事があるのです。
その場合は、雨漏りなどの心配があります。
機器の保障と別に雨漏りの保障もつくのかどうか
事前に必ず確認しておきましょう。

3つ目は、耐震診断です。
屋根の上に太陽光発電の機器を乗せる訳ですので
当然、その分重たくなります。
耐震診断上、屋根の重さというのは、非常に重要で
非常に重い、重い、軽いに分けられますが、
それぞれの単位当たりの重さが決まっています。
屋根の種類によっては、太陽光発電機器を乗せたら
重いランクが一つ上がってしまうこともあり得ます。
そうなると、耐震の効果の判定が下がってしまうことになります。
電気代が下がっても、地震に弱くなってしまうというのでは
意味がありません。

以上、3つの注意点ですが、問題は
リフォーム会社ならみんなが知っている訳ではは無いという事です。
会社組織が知っていても担当者が知らない場合もあります。
会社できちんとチェックしていれば問題ないのでしょうが、
現実には、担当者が出来ますよといったことが
そのまま進んでいくことがよくあるのです。
さらに、3つの問題点と書きましたが、
専用のブレーカーがいるとか、足場はどうするとか、
細かいことはもっと注意するべき事があります。

つまり、業者によっては、全面リフォームするからといって、
太陽光発電を既存住宅に採用するのに知識が足らない場合、
大変なことになり兼ねないという事です。
太陽光発電を考える時は、
しっかりとした業者と担当者に相談するようにしたいものです。

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