住宅リフォーム 足場の注意点
住宅の外壁や屋根をリフォームするときには、足場が必要になります。
その足場を立てるときや解体するときに、注意することがあります。
特に敷地が広い場合は問題ないのですが、
狭いときや密集地の場合に、問題が起こることが多いのです。
・境界の範囲内で行えるかどうか
隣の建物との隙間が50cm程度の場合、その中心が境界だとすると、
基本的に足場は境界を越えてしまいます。
そのようなときは、必ず、事前にお隣に声をかけて、
了解がもらえるかどうかを確認しておく方が良いでしょう。
工事中に指摘をうけると、その面の工事が出来なくなってしまう可能性があります。
また、足場そのものは出なくても、それを組み立てる職人さんがはみ出さないと作業が出来ないときも同様です。
事前に状況から判断してもらうように心掛けたいところです。
・足場の材料置き場
通常は、搬入材は、荷物の搬入が終わると、
トラックは帰っていきます。
しかし、足場は材料を載せてきたトラックを家の前や、運びやすい場所に置いて、
そこから材料を使用していきます。
そうなると、トラックが1日中置いてあることになります。
周辺の近隣さんの暮らしに問題がないか確認しなければいけません。
・養生シートや防犯ライト
足場にシートを張らないと塗料などが周辺に飛散してしまったり、
物が落ちたときに外側に行ってしまうことが考えられます。
また、足場を伝って、お隣への侵入などがしやすくなってしまい兼ねません。
そんな場合は、防犯ライトを付けてもらうなどの対策をしてもらうことがおすすめです。
以上、よくある問題を上げてみましたが、
実績が豊富な業者さんであれば、自主的に確認してくれるようなことです。
そういう話をしてくれない場合は、ぜひ、確認しておく方が良いでしょう。
その時の対応でも業者選びの要素にしておくのもポイントだと考えます。
せっかく、家がキレイに使い勝手もよくなっても、近隣さんともめて、暮らしにくくなった
となれば最悪ですので、注意してほしいと思います。
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