全面リフォームともなると、間取りも変わり、今住んでいる家のイメージもガラッと変わることがあります。
その場合、完成イメージを事前に把握することは困難だと言う方も決して少なくはありません。

実際、家が当初のイメージと違う形で完成した際に
「こんなはずでは無かった」と残念に思われるようなことが起きてしまうことがあります。

もちろん、「思ってもないリフォームになって感動した」と言うケースもありますから、一概には言えないのですが、
どちらかと言うと、完成イメージを事前に把握しておくことは決してマイナスにはならないように思われます。

では、事前に把握するためにはどうしたら良いかと言うと、
コンピューターによるCGパースや、手書きのスケッチなど
平面図では解らないイメージを視覚的に立体化してプレゼンテーションをする手法があります。
中には立体的な模型を作成して提案する業者もあるようです。

しかし、これらのプレゼンテーションを作成するのは業者にとっても時間と費用両方の労力がかかることがほとんどですので、
間取りの提案の際に都度求めるのは困難な事が多いことが想像されます。

そこで役に立つのが、リフォーム会社の施工実例集や雑誌などの切りぬきを用意することです。
予めイメージした好みや素材を業者へ提供し、その上で実際の我が家でどうなるか、を平面的に、立体的に構築してもらえば
それこそかなり現実的なプランの提案が受けられることが期待できます。

さらに、梁の補強や、耐震など具体的な説明が加われば、
天井に梁型が出たり、壁の幅などが決まったり、と事前説明にも精度が増し、
より完成イメージが具体化します。
是非試してみて下さい。

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