全面リフォーム 工事中の打合せ
全面リフォームの場合、間取り変更を伴う事が多いと思います。
浴室や洗面所を広くしたり、キッチンの向きを替えたりする程度のものから、
玄関の位置替えや、階段の位置までをも替えるケースがあります。
それまでのライフスタイルをガラッと変える劇的リフォーム、新しい生活が楽しみになります。
このような間取り変更を伴うリフォームの場合、是非心掛けてほしいのが、
「現場での打合せ」です。
契約時や、着工までの打合せで、もちろん図面やサンプルを見たり、ショールームで打合せもするわけですが、
着工してからも打合せができる予定を立てておきましょう。
工事中の打合せは主に下記のようなものになります。
・着工、解体後
計画通りに工事できそうか?構造上設計の変更が必要なケースがあります。
・構造補強
補強が計画通りにできている事の説明を受けると、住むうえで安心感が違います。
・サッシ関係
窓の大きさや取付位置を確認します。
このあたりの段階で、間取りや広さ感をイメージ、家具や家電の搬入経路等確認しておきたいところです。
・配線、配管工事
スイッチや、コンセントの位置など確認します。
・下地入れ
手すりを付けたいとか、壁に絵を掛けたいなど、下地が無いと付けられないことがあります。
位置や高さなどを確認します。
・仕上げ~完成検査
出来上がっていく工程の節目ふしめで打合せに参加し、確認すれば
工事完了後に、しまったと思うリスクを軽減することが可能です。
業者も設計通りに工事を進めていくわけですが、平面図で確認した設計図面と
実際の現場とでは、結構イメージが違う、と思う場合がほとんどです。
あとで、イメージと違うからとやり替えてもらったり、あるいは我慢してしまったり
という事は工期や仕上がりにも影響があることはもちろん、せっかくのリフォームが満足いかなくなってしまいます。
建築主として、業者と一緒にオンリーワンの我が家を造る、という気持ちで
業者や職人さんと交流しながら進めてみてはいかがでしょうか?
ただし、現場は危険なので、窓口担当者立会いのもと、無断で現場に立ち入ってはいけませんので、
くれぐれもご注意ください。
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