雨の季節になりました。

大規模リフォームでは、建物そのものの状態を維持するために
様々な部分の工事が提案されることになると思いますが、
この時期最も気になる部分としては、やはり屋根が挙げられるでしょう。

屋根は風雨から家を守る存在として、とても重要なものです。
屋根材が劣化すると、知らない間に雨水が入り込み、
木造であれば特に、構造を腐らせ強度を失わせてしまいます。
また、分かる部分に水が回ってくると、恐ろしく居住性が奪われてしまいます。

では、屋根材が劣化していたとして、どのような屋根材を選択するのが良いのでしょうか？
近頃の傾向としては、軽量の屋根材が選ばれています。
金属製のものや、スレート系の屋根材がそれにあたります。

また、瓦であっても従来のものに比べ大幅に軽量化された、防災瓦と呼ばれるような
従来のものより軽量の瓦も出ています。
それぞれの屋根材には特徴があり、それをよく理解した上で選択していくのが良いでしょう。

例えば、軽量なことだけに目をやると金属製が良いということになりますが、
材料によっては雨音が気になる、などの問題が起こる可能性がある場合があります。
また、スレート系の屋根材であっても、１０年程度で退色を起こし、塗装工事が必要になるものもあります。
その逆で、特殊なコーティングを施すことで耐久年数を大幅に伸ばした材料なども出てきています。
これらの屋根材はその種類によって金額も大きく変わることもあり、選択には迷いがちです。
また、会社によって進めてくるものも違っていたりしますので、
よく見極めて材料を選択していかなければなりません。

単体の工事として、比較的高額になりがちな部分ですので、
勧められる屋根材については、しっかりと研究をして選択してきたいものです。

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