大規模リフォームで間取りの見直しをするときに
気を付けておきたいポイントがあります。
もちろん、生活のスタイルや考え方はさまざまなので、
一概には言えないという前提ではありますが、
洗濯物をどこに干すのか、という問題はよく考えた方がよいポイントです。

洗濯物の干し場所は、家の形だけでなく、
立地条件によっても大きく異なります。

例えば、南側に大きな庭があったとしても、
その目の前に大きな道路があったり、ご近所からまる見えになっていたとしたら
人目を気にして干しづらい…と考える方も多くいらっしゃいます。
女性は特に洗濯物の干し場所には気を遣いますから、
日当たりだけが条件ではないのです。

そして、物干し場所は２階のベランダだったり、
裏庭だったり、屋上だったり、
あるいは空気が悪いから、家の中にばかり干しているなんていうケースも考えられるでしょう。

洗濯物のことをよく考えておかなければいけない理由は、
その家固有の理由によってバラバラになっている洗濯物の干し場所と
脱衣場所・洗濯機の置き場所との距離が
最長の家事動線になることが多いからなのです。

洗濯物は濡れた状態になると、かなりの重さになったりします。
そんな濡れた洗濯物をいっぱい抱えて、急な階段の上り下り。
これは大変だというだけでなく、安全上もかなりの問題があるのです。
脱ぐ場所、洗う場所、そして干す場所をしっかりと計画しておくことは
その後の生活のしやすさに直結する、大切な要素となります。

また、これらをしっかり聞き取って提案をしてくれる業者には
そこで生活する人のことを考え、共感しようとする姿勢が感じられます。
ぜひ、大規模リフォームで間取りを変えることを検討する場合には
洗濯物のことをしっかりと考慮しておいてください。

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