鉄骨住宅の全面リフォームの注意点
全面リフォームをするときに
鉄骨造の住宅は注意が必要です。
まずは、法律関係での注意ですが、
鉄骨造の住宅は大体が、３号建築物という種類にはいります。
例えば、大規模な修繕という建築基準法上の行為に該当する場合は、
確認申請を行政に提出しなければなりません。
特によくあるのが、階段の架け替えです。
半分をこえると該当するので、例えば２つあるうちの１つを
架け替える場合がそれに該当します。
そういうことは、施主様はほとんど知らないことだと思いますので、
業者がきちんと工事計画時に伝えなければいけないのですが、
業者が知らない場合や、無視している場合は、
施主様も万一の時は被害をこうむることになりますので、
事前に業者に確認しておくべきでしょう。
次に、鉄骨造の場合、工事が始まってから解体後に壁の中や天井の中から、
筋交いという斜めに入っている補強材が出てくることが非常に多いのです。
計画時はそれが入っているかどうかわからないことがあるので
それが出てきた場合の変更を考慮しておく必要があります。
そういうことも、施主様にはわからないことですので業者に確認が必要です。
間違えても、勝手にそれを切ってしまわないようにしなければいけません。
鉄骨造の住宅を全面リフォームする場合は、この編のことをしっかり認識して
説明してくれる業者を選びたいものです。
