鉄骨住宅全面リフォーム サッシに注意
鉄骨住宅の全面リフォームを行う場合、
サッシの取り換えに注意が必要です。
鉄骨住宅の外壁には、いろいろな種類があります。
ALC(軽量気泡コンクリート)、サイディング、ラスモルタル、ブロックなど、さまざまです。
その外壁のうち、ALCやブロックなどは、ビル用のサッシが使われていることが多く、
そのサッシを取り換えるのに、一般的に木造用サッシを使用されることが多いのです。
その場合は、後で雨漏れが起きないように適切な方法を取らないといけません。
会社によっては、どうしても漏水の原因になるとの判断で、
木造用のサッシの取り換えを行わないところも多いくらいです。
では、ビル用のサッシに変えればいいじゃないかということになりますが、
実は、これがなかなか大変なのです。
というのは、ビル用サッシは、溶接といって火花がすごく発生するような施工になりますので、
リフォームの場合、周辺のものが燃えてしまう危険があるのです。
全くのスケルトンの場合であれば、燃え移る危険が減りますが、
それでも、近隣などに細心の注意が必要です。
また、しっかりと対策をして出来るとしても、
費用が結構かかるので、現実的ではないこともあります。
つまり、鉄骨造の住宅のサッシの取り換えは、
業者さんに十分な調査をしてもらい、漏水の原因にならないような施工方法をとってもらう必要があるのです。
もちろん、現状によりますが、
簡単に出来ますよと言われたときは、注意が必要かもしれません。
しっかりと対策してもらいたいものです。
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