水まわり設備のこだわり
水まわり設備のこだわり
住宅の全面リフォームでは、
水まわりの設備機器を入れ替えるケースは多いと思います。
というのも、家の中で真っ先に傷みが出始めるのはやはり水まわりだからです。
ただ、計画が全面リフォームになると、
その中で水まわり設備をどのようなものにするか、
というポイントはどうしても後回しになってきます。
もし、こだわりのメーカーや商品がある場合は、
最初から担当者にそのことを伝えておくべきです。
逆にある程度使い勝手のよい、最新のものを入れておきたい
というレベルであれば、後回しになっても構わないと思います。
というのも、各リフォーム会社によって得意とする設備機器のメーカーがあり、
事前に取り決めを行っている都合で安く手に入る商品が決まっている場合があるからです。
おそらく提案の段階では、担当者はそういう商品をもってくるでしょう。
リフォーム会社と設備機器メーカーとの間には、
（ある一定の取引がある場合は特に）
価格交渉を行い、金額をあらかじめ決めています。
通常これを「標準仕様」と呼んでいることが多いと思います。
しかしこの標準仕様からはずれた商品については、
一般の価格が適用されるために、格段に高くなることがあります。
自分が設備を採用する上でどうしても入れておきたい仕様、
例えば食洗機や浴室換気乾燥機などが
標準仕様あるいはそれに準じた形で取り決め済みの
オプションになっているかどうか、聞いておくとよいかもしれません。
後回しになりがちな設備機器の決定ですが、
伝えるべきところは先に伝えておいて、
損しないようにしておきたいところです。
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