全面リフォーム 工事前の確認事項
全面リフォーム 工事前の確認事項
全面リフォームの工事を開始するにあたっての注意点を
書かせていただきたいと思います。
住宅のリフォーム工事では、たくさんの職人さんたちが家の中に入ってくることになります。
大規模なものや全面リフォームになれば、その数・期間ともに当然増えていきます。
着工してからは完工までの間、業者がその住宅を預かっていることになりますので、
住みながらの工事をしている場合でも大抵の場合、職人さんは勝手に家の中に入ってくることになります。
ここで重要になるのは、
貴重品の管理をしっかりとしておかなくてはいけないということです。
もちろん業者の誰かが取っていく、という物騒な話ではなくて、
一旦工事に入ると、途端にごちゃごちゃになって、無くなってしまう恐れがあるのです。
※もちろん、人の出入りがあるため、職人のフリをして侵入してくる可能性についても
気をつけておくべきですが。
また、思い出の品などの場合、
他人にはそれほど重要でないものでも、自分たちにとって大変価値のあるもの
（例えば古いアルバムなど）は、悪気がなくても貴重品に見えず、
職人さんたちも、あまり気にしないで扱ってしまうことなどが考えれます。
大切なものは、人から見ても分かるようにして、丁寧に扱ってもらうようにしましょう。
さらに、確認しておきたいのは、家財などの荷物の件です。
たくさんある荷物はどうしたらいいのだろう？と、お客様にとっては気がかりなことですが、
やはり工事場所に荷物を置いておく訳にはいきませんので、
どこかに移動しておくということになります。
その際には、どこにどの様に移動させるのか、そのタイミングはいつ頃になるのか、
また、自分たちで移動が必要なのか、やってくれるものなのか、聞いておかなければなりません。
業者によっては、工事中に使わない荷物（結構たくさんあると思います）を
一時的に預かってくれるサービスをしているところもありますので、
確認しておくといいでしょう。
また、古くから大工さんに対しての休憩時のお茶出しのようなことがされていますが、
その件も必要かどうかを含めて、確認をしておいた方が良いでしょう。
全面リフォームの場合は期間がそれなりに長いので、最初は軽い気持ちで始められても
やがてお客様にとっては非常に大変なものになってきますので、
遠慮せずに確認しておくことをお勧めします。
全面リフォームを頻繁に行っている会社の場合は、お客様の負担を出来るだけなくすために、
会社としてお茶出しをお断わりしているところも多いですので、知っておいてください。
工事着工前に、こういったことを確認しておくことは、
私たちの経験上、大変重要で必要なことだと思います。
ぜひ、参考にしてください。
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