全面リフォームでは間取りの変更をすることが多いと思います。
その際に考えておくと良い事の一つに、「照明計画」があります。

照明計画とは、要するに照明をどうするか？という事なのですが、
実はたいへん奥深く、面白いものです。

先ず大事なのは照明の配置です。
部屋の真ん中、天井に一つあれば、あとは大きさだけ部屋に合うものを選べば、生活には事足りるかもしれません。
しかし、面白くありません。
天井だけではなく、壁や足元など、光源と方向で陰影が生まれ、
同じ部屋でも雰囲気がまるで変わります。

シーリングライトやダウンライト、
ペンダントやブラケット、フットライト、
また、直接当てる光ではなく、間接照明や、
障子やガラスを透かせて見せる照明なども趣があります。

照明器具のデザインも様々です。
北欧風なデザイン、和風なデザイン、ガラスのキラキラした雰囲気のものや、
角が丸くて、装飾を減らした柔らかい雰囲気のもの、、、。

球についても、昔ながらの白熱球の黄色っぽい球は無くなり、
さらには蛍光灯も姿を消しつつあり、最近はＬＥＤが主流です。
ＬＥＤは、明暗を調節する調光機能に加え、
昼白色から蛍光色へと変化する調色機能を有する器具もあり、
シーンに合わせて雰囲気を変える楽しさも味わえます。

以上、照明についてですが、
実際に、リフォームのプランを平面で考えていては、なかなかイメージが湧きません。
センスのあるリフォーム業者には、照明計画も部屋を立体的に捉え、
雰囲気のある空間作りを得意とする業者もいます。

日常の空間とは違う、面白い空間づくりを楽しみたい方は、
このあたりに長けた業者に任せてみると良いかもしれません。

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