全面リフォームでは、建替えと同様に荷物の整理が必要になります。
荷物整理が億劫でなかなか気持ちが前向きにならない方もいらっしゃいます。
何から始めたら良いのか分からない、、、
そんな不安が、せっかく楽しみなリフォームにブレーキをかけているようです。

荷物の整理を工夫することで、少しでも楽になれば、
全面リフォームも楽しくなるのではないでしょうか。

先ず、建替えと異なり、全面リフォームでは
「仮住まいか、住みながらか」という選択肢を選べることがあります。
どちらにも共通して言えることは、整理する荷物を
①工事中に使用する荷物
②工事中は使用しない荷物
③処分する荷物
の３種類に分けて整理することです。

工事中に使用するものとしては、衣類や寝具、幾つかの家具・家電や書類等です。
工事中にしないものとしては、タンスや本や机など、なくても生活に支障ないものです。
処分するものは、リフォームを機に捨ててしまうもの。
工事後の生活を想定して不要と思われるものを思い切って捨ててしまう事も大事かもしれません。

手順としては、先ず業者に、住みながらの工事が可能か否かを確認する必要があります。
そして、コンテナハウスなどの斡旋が受けられるか否かも確認します。

仮住まいする際は、すべての荷物を搬出する必要があります（工事しない部屋がある場合、残せることもあります）。
ですから、前述の３種に分けるとしたなら、
①仮住まいに移動する荷物
②コンテナハウスなどに預ける荷物、又は工事しない部屋に残しておく荷物（貴重品は残さないように！）
③処分する荷物
となります。

住みながらの工事でも一緒ですが、
①住みながら使用する荷物（家に残す）
②コンテナハウスなどに預けてしまう荷物
③処分する荷物
という事です。

業者によって、荷物の運搬や、コンテナハウスの斡旋、
整理する段ボールの手配など、様々なアドバイスをもらえたりするので
遠慮せずに聞いてみると良いでしょう。
また、そこに掛かる費用も算定しておくことが大事です。
通常荷物移動（引越し）は往復時それぞれに半金が発生し、
現金で受領することもあるからです。

事前に聞いておけば焦らず余裕をもって計画できます。
荷物整理は大変ですから、せめて無駄を省いて
楽しいリフォームになるよう計画していきましょう。

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