家をまるごとリフォームしようとお考えの方にとって、
何から始めたらよいのか、なかなか分からないのではないでしょうか？

実は、「何から肇らた良いのか分からない」といった声をよく聞きます。
リフォームということですら分からないことが多いのに、
まるごとリフォームのように大がかりになると、大金もかかりますので、失敗したくないので、
より一層不安は増すと思います。

そして、おそらく、まるごとリフォームを考え始めた方がまず必要とするものは、
ごく一般的な情報よりもむしろ、自分たちにあった情報であるのではないかと思います。
その為に、リフォーム会社が行っているイベントに行って、まずは、相談してみようと思われる方が多いと思います。

しかし、少しお待ちください。
折角、イベントにいくのだから出来るだけ、具体的にお話が出来る方が良いはずですので、
ここでは、その為に、事前に確認しておきたいことを記したいと思います。

１つ目は、自分の家の建物の事です。
イベントに行って相談すると、どんな建物なのかが相談される側からすると重要です。
その為に、ある程度、自分の家の情報を伝えられるようにしておく方が良いでしょう。

まず、構造が何か？ということ。
在来木造、２×４住宅、鉄骨造（重量鉄骨か軽量鉄骨）、ＲＣ造、古民家など、
自分の家の構造は理解しておく方が良いでしょう。

その他、築年数や名義が誰か、大きさは何坪かあるいは何㎡か、リフォーム歴、など、
事前に確認しておくとお話が具体的になります。

２つ目は、どんな不満や不安などお悩みがあるのかということです。
よくご要望を整理しておきましょうと言われることが多いと思いますが、
それは決して間違いではないかもしれませんが、
まるごとリフォームともなると、自分で考えた要望が本当に良い方法なのかも含めて提案してほしいものです。

その為には、ご要望というよりもお悩みを整理しておき、出来るだけ伝えられるようにしておきたいところです。
まるごとリフォームをお考えの場合は、基本的に何十年も生活してきた家のリフォームをお考えなので、
最初の頃は不便さなどの生活ストレスを感じていても、だんだん忘れてきているものです。
その為、一度、家族でじっくりと不満点や不安点などを整理しておくと良いでしょう。

実は要望を伝えると、そのままカタチにされることが多いですが、
お悩みを伝えると、いろいろなアイデアや工夫が出てきやすくなります。
ぜひ、お試しください。

３つ目は、工事のご希望時期です。
これは意外と具体的にいつまでにという計画をされていない方が多いようです。
もちろんいろいろと聞いてみないと分からないとは思いますが、
それでも、具体的に進んでいくと、どうせならいつまでに終わればもっと良いのになあと思われることが結構多いのです。

ぜんぜんわからなくても、まるごとリフォームするなら、
今度の正月までに出来ていれば、みんな呼ぶことが出来るなあ、
娘が来春に中学生になるから、心機一転個室にしてあげられるなあ、
など、せっかく家が生まれ変わる訳ですので、
ご家族のご希望に準じる内容が伴うとより幸せのカタチがよいものになり得ます。

また、ある程度でも、いつまでというのが分かれば、
業者側からは、それならいつ頃から始めないと間に合いませんよというような、
話あいが出来ますので、意外と有効になると思います。

以上、その他にも、
自分たちに該当する助成金があるのか、
自分たちに合うローンの種類はどういったものなのか、
などなど聞きたいことはたくさんあるとは思いますが、
少なくても事前に確認しておきたいものを記してみました。

ご参考になれば幸いです。

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