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住宅リフォーム ガレージの価値

住宅リフォーム ガレージの価値

一戸建て住宅のリフォームのご要望をお聞きしていると、
ガレージを作りたいというお考えの方が多くいらっしゃいます

 


もちろんご自宅にお庭があるなど、建物が建っているところ以外にも敷地があって、
車を停めるスペースが確保できる場合には問題ないことなのですが、
逆に敷地の中にそういったスペースがない場合は、
必然的に建物の内部にガレージのスペースを取ることになります。

ところが、この計画は
構造的なこと、耐震的なこと、法律的なことなど、
実はいろいろな問題を解決しなくてはなりません。
それは当然、業者が考えてくれるだろうと思われるかもしれませんね。
もちろん、その通りで、ご自身で思い悩む必要はありません。

ただし、建物の一部をガレージ用に改造しようと思ったときに、
例えば、車が入るようにと壁の一部を3m程度開口部分にするとします。
それが家の角にあたる場合には、耐震上のバランスが変わってしまうため、
別の場所の壁をめくって強度を補う必要が出て来たりする訳です。
きちんとした業者であれば、もちろんしっかりと考えて提案をしてくれるのですが、
問題は思ったより費用がかかってしまう、という
金銭的な価値の問題になる事があるということなのです。

そもそも、なぜガレージを作りたいか?という問いに対して、
多くの人は「ガレージ代がもったいないから」と答えられるかと思いますが、
実は状況によっては、ガレージを作る為に費用を掛けるのであれば、
必要な期間借りていたままのほうが安い、ということも意外と多いのです。

例えば、ガレージを設置する費用で、駐車場が10年間借りられるという条件だとします。
その際に、あと何年車に乗っているのか、ということを考えなければなりません。
人によっては、10年後は車に乗っていないかもしれませんし、
バリバリの現役世代だったとしても、
転勤を伴う異動があるかもしれません。
更には、そのガレージ分が家の空間からもなくなることになるので、
むしろ、それぞれの状況をよく考えてから決めないと、
高いお金を出して損することになる場合もある訳です。

本来は、リフォーム会社の側でも、
周辺の駐車場代の相場などを十分に把握した上で、
お客様の意見をよく聞いて、「それだったら、外で借りておいた方が得ですよ」
といったアドバイスをくれたらいいのですが、
リフォーム会社側はそうすると、せっかくのお話が無くなってしまうかもしれませんので、
そこまで言ってくれないことが多いというのが実情のようです。

意外にも複雑な要素が絡んでくるガレージ問題。
ご自身があと何年くらい自動車がこの家で必要か、
そして、その場合の駐車場代が総額でいくらになるのかを
しっかり把握されておいた方が良いでしょう。

 


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