よく住宅のリフォームイベントがありますが、
参加する前に確認しておく方が良いものがあります。

特に、大規模リフォームをお考えの場合になりますが、
それは、ご自身たちのことです。
特に、建物の事とご家族の事。
当たり前のことのように思われますが、
逆にリフォーム業者側として、イベントに来られた方にお伺いした際に、
しっかりと答えられる方というのは実は少ないのです。

そして、イベントに参加する時には、まだ、見てもらうには早い段階で、
自分でもある程度勉強してみたいというタイミングの方が多いのですが、
業者さんの担当者に質問を受けても、わからないことが多いので、
やはり、見てみないと判りませんから、見させていただきましょうか？無料ですよ、と言われてしまいます。

となると、
いや、まだ結構です。あ、そうですか。となり、
ある程度勉強するために参加したイベントで具体的な収穫が無かったということもあり得ます。
もちろん、担当者の方次第では、わかる時点で想定できる注意点やアイデアなどをお話してもらえることはありますが、
なかなか少ない事かもしれません。

その為に、ご自身たちのことを事前に出来るだけ把握しておくとより充実したイベント参加になります。
ここでは、建物について、
よく分からないと言われることの中で確認しておくべき事に触れたいと思います。

建物の構造（木造、鉄骨、ＲＣ一戸建て、鉄骨、ＲＣ、ＳＲＣ造マンション）、
築年数、
名義（特に所有者名義と契約者名義が変わる場合）、
ローンを考えているかどうか（上記同様、名義が違う場合）、
延べ床面積（一戸建ての場合、各階の総面積）、
リフォーム歴（特に大きなもの）、
出来れば防火・準防火地域かどうか、
当時の建築確認申請図面や検査済証があるかどうか、
マンションの場合、独特な管理規約があるかどうか、
出来れば地域の条例があるかどうか、
など、事前に知っておくとよいと思います。

これは、出来ること出来ない事の判断基準になったり、
お金の面で損得に関係することになったりすることに繋がることが多く、
来てよかったとなることに繋がりますので、
ぜひ、わかる範囲でもご確認下さい。

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