住宅の大規模リフォーム 家がゴミ屋敷に!
住宅の大規模リフォーム 家がゴミ屋敷に!
住宅の大規模リフォームを行う場合、工事中に様々な問題が生じることがあります。
たとえばその一つにゴミの問題があります。
工事の内容にもよるのですが、間取りを替えたり傷んだ部分をめくってやり替えたりするような工事には、
産業廃棄物がつきものです。
これは一般のゴミとは全く扱いが異なります。
もちろん行政の一般のごみ収集ではもって行ってくれませんし、
どこかその辺りに放置したり投棄したりすると事業者は厳しく罰せられます。
産業廃棄物というゴミは、出した事業者が誰か、それを収集運搬したのは誰か、
中間処分場と呼ばれるゴミの仕分や保管を行ったのはどこか、そして最後に処分されたのはどこになるのか、
といったことがすべて伝票によって管理され、追跡できるようになっています。
そういう種類のゴミが自分の家から排出されるのです。
ここまできっちりと管理されるゴミなのですから、一般ゴミと違って、
その処分コストは当然のように高くなってしまいます。
さらに運搬するのにも免許が必要になりますから、おいそれと自分の車でちょっとずつ運んだりする、
といったこともできません。
つまり、リフォームで生じた産業廃棄物という高価なゴミは、
一時的に事業所(リフォームしている最中の自分の家ということになります)にて仕分けされ、
保管されることになります。
大きな土地のお家の場合は、さほど問題になることではないかもしれません。
ただし一般の住宅では、できる限り家を広く取ろうとして、建ぺい率いっぱいに建物が建っていることも珍しくありませんから
必然的にゴミの保管場所には苦慮することになります。
工事中は毎日毎日ゴミが出てきます。
しかしコストの都合で、ある程度の量が溜まるまでは取りに来てもらえない。。。
うっかりするとお庭や駐車場がゴミで埋もれてしまうことになりかねません。
特に住みながら工事をしている場合は、ゴミに埋もれて生活をするというのは危険でもありますし、
心理的にストレスが溜まってしまいます。
通常リフォーム工事の契約をする前にゴミの話をする方はほとんどいらっしゃいませんが、いざとなって慌てるよりも、
事前にそういったゴミについての対応を聞いておくのもよいでしょう。
ゴミを通じてその会社の姿勢を垣間見ることができたりするかもしれません。
事前に知っておくだけで回避できるストレスもあります。
気持ちよくスムーズに工事を進めて、ぜひ「本当によかったなー!」と思えるようにしてくださいね!
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