住みながら工事の失敗例

住宅を全面リフォームを考える方には、住みながら出来ないかという事を考える方が多い様です。
もちろん、引っ越し費用や仮住まい費用が要らなくなるので、結構助かる事になります。
しかし、この住みながら工事は、どこの会社でも出来る訳では無い事を知っておくことが大事です。
一般的な部分リフォームは、ほとんどが住みながら工事を行うので、ノウハウが有りそうなものですが
全面リフォームともなると、その対策の程度がまるで異なります。

例えば、安全面。
住みながら工事をしている部分は、大変危険な場所になります。
部分リフォームは大抵、その場所が移動しませんが、
全面リフォームの場合は、工事ゾーンと住むゾーンとを分けて工事を行うのですが、
期間が経過すると、次のゾーンに移り変っていきます。
つまり、昨日まで歩けた場所が、今日は子供が返ってきたときには
床が抜ける恐れなど、危ない状態になっていることがあり得るのです。
なので、工事中も定期的に工事の進捗や移り変わりの説明をする打合せが必要だったり
立ち入り禁止処置をきっちりすることを職人にも義務付けたりなど、
予め、対策のノウハウを持っている必要があります。

また、荷物についても、工事ゾーンに荷物が有るわけにはいかないので、
住むゾーンにおかないといけないのですが、
荷物が多い場合は、それでは住めないということもあります。
その場合に、工事期間中いらない荷物については、預かってくれるとか、
荷物のコンテナや倉庫を格安で紹介してくれるなどのサービスを提供してくれたりがあれば助かります。
そういう、全面的なリフォームだからこそのノウハウがなければ
大変な目にあうことがよくあるのです。

つまり、全面リフォームで住みながら工事を考えている場合は
そのノウハウを持っている為の実績がある会社を数社見つけて
相見積りを依頼して、それぞれの対応を聞いてみると良いでしょう。

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