リフォームコンパス

全面リフォーム 経験ある担当者の重要性

全面リフォームにおいて「間取りの変更」の要望は多く見られます。

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間取りの変更というと大まかな表現ですが、具体的な例を挙げると、
・洗面所が狭くて、洗濯機が並べて置けない。洗面所を通らないとトイレへ行けない。
・年に2~3回使うだけの部屋を何となく納戸のように使用している。
・2階から1階へ寝室を移したいが、ただ余っている部屋に箪笥とベッドを置くといっぱいになりそうで、悩む。
など、家は住まいなので、中に住む人も、年を重ねて変化しています。

それは子供の成長など年々の変化もありますし、骨折などケガによる突然の変化もあります。

そこで全面リフォームを考えたときに問題になるのは、
どの業者に頼めば、不安や不満が解消されるか、ということです。

全面リフォームの成功の可否は一言でいうと、「結局は会社や担当者の質による」と言い切れます。
本当に違うものです。

そもそもはお客様自身が、
「1階の台所と隣の和室を続き間にして、さらに隣に増築してそこを寝室にしたい」
という思いつきを担当者に伝えるとします。
普通は「分かりました、そうしましょう。予算もご要望の範囲でおさめますよ」
というものです(お客様の希望ですから)。

しかし全面リフォームを数多く経験し、
「お客様の本当の願いは何なのか?」を考える担当者であれば、
「分かりました。それも一つの案ですね。

ただ、台所と和室をせっかく繋げても、増築すると暗くなってしまうのではないか心配です。
(雨戸を閉めて、和室の照明を消す)昼間でも常にこのような明るさになるので、
一番居る時間が長いリビングダイニングが暗くなってしまいそうです。
「増築はリビングの拡張の為として、今使われていない隣の部屋がありますが、そちらと繋げてみるプランも考えられますがいかがでしょうか?
寝室はこちらへ移して。もちろん、構造などのチェックもした上で。
ただし予算も大事ですから、設備などのデザインをシンプルなものに変える必要が出るかもしれませんが、
きっと明るくて気持ちの良い空間をご提案できると思います。

お客様の想いはそれぞれに違いますから、一概に上のような事例とならない事もあるでしょうが、
実際のやり取りの中には、ありうる話です。
もちろん、出来上がりの立体空間の把握はもとより、構造や法律などに精通していなければなりませんし、
それらを分かりやすくお施主様に伝えられる担当者だと、かなり安心です。

全面リフォームを依頼する会社と担当者の違いは、工事する上での見積り額や、提案の違い以上に、暮らしてみてからの幸せの違いを生む
といっても過言ではないでしょう。
良い担当者に巡り会えますように。

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