全面リフォーム 間取りの改善
全面リフォームは、雨漏りなどの劣化を改善したり、耐震性や断熱性などを向上したりと、
「建物」の機能を上げる良い機会となりますが、
同時に「住みにくさ」を改善する、「人の暮らし」を快適にする絶好の機会です。
特に間取りは重要で、その家で暮らすすべての人の動線は
「間取り」によって決められてしまいます。
・洗面所を通らないとトイレに行けない。
・親の部屋を通らないと、隣の子供部屋へ行けない。
・台所から洗濯機のある所、そして物干し場までが遠回りで、しかも狭い。
・収納が少なく、物が溢れている。
・玄関を入ったお客様から、プライベートな部屋が丸見え。
耐震性や断熱性の向上は安心して暮らす上で、もちろん大事ではあるのですが、
リフォームで得られる効果としての満足度は、このような「間取りの改善」の方が
大きいかもしれません（特に普段家の中に居て、家事をする人にとっては）。
全面リフォームは、「暮らしそのもの」を変えるまたとない機会である、という事です。
そして、間取りを変えるという事は、柱や壁を取ったり、移動したりするわけですから、
耐震性も確認しておかないと、広くなりはしたが、建物が弱くなった、では済まされません。
構造的な補強や、断熱材の入替えの提案を受けておくと良いでしょう。
これらを複合的に、聴き取りから提案、見積もりまで取り、比較し、
そしてその中から、一番良いと思える会社を選択するのは、結構労力がかかりますし、
また、知識も必要となります。
・耐震性などを含め、構造をどこまで触れるか。
・周辺環境との調和や近隣対策。
・家族それぞれの困りごとを聴き取り、提案する力。
・お客様に分かり易く提案したり、得になる情報を提供する能力。
・工程や準備など、お客様の不安を解消する配慮。
2～3社比較することはもちろんですが、特に「全面リフォーム」の得意な会社、
調査、聴き取り、提案、見積もりまで、しっかり行ってくれる会社からのみ提案を受けることが大事です。
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