2014.2.28

全面リフォームでこれだけは譲れないポイント１

住宅の全面リフォームにおいて、
施主様の立場にたってこれだけは譲れないポイントが４つあります。

それは、
１、費用について
２、近隣対策について
３、耐震補強について
４、提案力について
です。

１、費用について
これは、お施主様皆様にとって、もちろん大切な要素です。
計画を始めたときの不安は、金額の妥当性だと言われます。
つまり、与えられたサービス以上の金額は支払いたくないし、
安くても悪い内容ならこれまた問題だということです。

しかし、工事が終わってからの費用に対する不満は、思ったより費用が掛かったというものです。
実際に、その原因は工事中に思わぬ事態の発生で、追加費用がかなり掛かってしまったからでしょう。
全面リフォームともなると、時にその費用がとんでもなく大きくなることがあり、
そこが大きなポイントになるのです。
業者さんを決めるまでは、じっくりと見積りを吟味して、
工事内容の確認をして納得したうえで決めますが、
工事中に見積りに入っていないことに対しての追加は
言われるがままになってしまうことが以外と多いのです。

そして、その原因はさまざまです。
本来、調査をしっかりとしていればわかるものや、
悪徳の業者さんにかかれば、最初の見積り金額を安くしておいて
競合に勝つように仕向け、あとから追加費用を戦略的に取るということもあり得ます。
しかし、現実的に出来る限りの調査をしても判らないこともあることも事実です。
なので、なかなか追加費用については判らないことが多いのですが
それは、お施主様にとっては大変重要なことになります。

そこで、全面リフォームなどの大規模なリフォームを普段からたくさん行っている業者さんには
最初の調査をしっかりとして、万一工事中に不具合があっても責任もって行ってくれる業者もあります。
つまり、追加費用は不要ですと言うのです。
これは、お施主様にとっては大変ありがたい仕組みです。
もちろん、それなら最初から余分に費用を入れているのではないかと思ってしまいますが、
そうすると業者さんの立場からすると、自分ところが選ばれる確率が下がってしまうので
実際には、あまりそういうことはないのでしょう。
少なくても、杓子定規に追加費用を求められるより、
良心的な対応をしてくれる業者さんで工事を依頼したいものです。

２番以降のポイントについては、次の記事でご紹介したいと思います。