2013.12.6

全面リフォームならではの業者選び方法

全面リフォーム場合は、業者を選ぶ際に必ず必要なことがあります。
それは、実績と特徴と担当者です。

まずは、実績についてですが、全面リフォームでは、業者さんにさまざまなノウハウが必要になります。
相当な築年数により教科書通りに作られていないかもしれない家の耐震補強技術、
部分リフォームではほとんど行わない間取り変更などの提案力、
工期が長いからこその近隣対策、
工事が大きいからこその工事中の追加費用に対しての対応、
建物の全体像を把握するための調査方法など
その他にも、本当にたくさんのノウハウが求められます。

しかし、いろんなお客様とお話していると、全面リフォームを考えているのに、
一般的なリフォーム会社から見積りを取られている方が非常に多いように思います。
それは、何かあればすぐに来てくれるだろうから家の近くがいいということが一番多く聞く理由です。
本当は、そもそも出来るだけ問題が起こらないように、事前に対策を取っておいてもらわないと困るわけです。
もちろん、家の近くの業者さんが悪いわけではありません。
むしろ、親切で丁寧な業者さんの方が多いくらいだと思いますが、
親切なだけでは、やはり、満足できない結果に終わることが多いのが全面リフォームです。

次に、特徴についてですが、業者さんには、通常、得意分野があります。
例えば、工事が得意な業者でも、デザインは一般的だとか、提案力があるけれどマンション専門であるなど、
それぞれ、業者さんには特徴があることが多いのです。
オールマイティーにこなす業者さんんも存在しますが、なかなか見つけることが出来ない、または、
本当にそうなのかどうかも分からないということが現実でしょう。
少なくても、全面リフォームする場合は、
ご自身のご要望に合う特徴を持つ業者さんから提案してもらいたいものです。

最後に、担当者についてですが、これがおそらく一番重要だと、私たちは考えています。
リフォームコンパスの代表は、全国各地でセミナーを行い、そこで相談会として、お客様から実際に困っていることをご相談を受けますが、
そのほとんどが担当者の問題であるように思います。
会社自体はしっかりしていても、その会社のことを説明するのも、会社で決められた対応が出来るかどうかも
または、お客様を理解できるかどうかも、担当者によって大きく変わります。
全面リフォームをお願いしているのに、会社も未経験の人を担当させないと思いますが、
あまり評判がよくない人や、営業成績が著しく悪い人が担当になると問題が起こることが多いようです。
やはり、役職についているような方で、ベテランの人に依頼しておいた方が良いでしょう。

以上、全面リフォームの業者選びを考えるうえで、重要なことを挙げさせていただきましたが、
ただし、それは、見積もりを依頼するときから実行する必要があります。
タイミングや相性なども関係しますので、
実績があり、特徴が合い、良い担当者からの相見積りをすることが出来れば、失敗しない業者選びが出来るようになると思います。