全面リフォームを考えた時に、業者を３～４社絞り込むことは
むしろ、最終に１社を選ぶということより大変困難になります。

まずは、どんな会社があるのか？　ということになりますが、
１・・設計事務所に依頼して、そのお抱えの工務店にしてもらう
２・・工務店に全部を依頼する
３・・地域密着などのリフォーム屋さんに依頼する
４・・知り合いや近所の大工さんに頼む
５・・ハウジング系の大手会社にすべてを依頼する
などに分けることができるでしょう。

１・・は
例えば元々知っていて有名だったり、知り合いの紹介などで気に入った
設計をするところは、実際の施工実例も見ることができたり、
施主の評価も直に聞けたりでいいかもしれませんが、そうでなければ、
これは避けるほうが無難でしょう。

なぜなら、設計段階では設計者のひととなりもわかるし
設計も気に入った物にできるが、
施工するところがどんな会社なのかがわからないことが多いからです。
設計監理まで設計者に依頼できることもありますが、
全面リフォームの場合は日数もかかるので、
四六時中管理し続けてもらうことはできないのでやはり心配になります。

２・・や、４・・は
工務店というのは本当にたくさんあり、
その中で社長や担当者がいい人で気に入るに値する人でも、
全面リフォームの実績自体が数少なかったり、
お見積りが大雑把で後で追加がたくさんでたり、またプランや設計がどうか、
デザインはどうか、材料がどんなものか、近隣対策はどうか、
法律的に配慮してくれるか、
大工さんは下請け孫請けなどでどんなひとなのかわからないなど、
いろんな不安を解決してくれる所を見つけるのは至難の業だといえるでしょう。
結論として
私たちが今までこの世界でやってきて、お客様の立場に立って考えた時に
オススメは３か５だと思います。

お客様はリフォームに素人なので設計や管理ができる人は少ないし
ご自身の大事な家を数週間、数か月預けるわけですので、やはり
一つの会社にすべての提案とすべての責任をお願いしたいものです。
そして、この場合気を付けないといけないことは、その会社の受注単価や
全面リフォームの施工実績を知ることで振いにかけるといいでしょう。

例えば、受注単価が９０万円くらいだと小さいリフォームをメインでしていると思うし
また会社ができたばかりで平均１０００万円でも２件しか実績がなかったりだと
任せられません。
また、お客様にとっては決して安くない金額がかかるので
目安ですが従業員数では３０人以上いてる会社くらいでないと不安を覚えます。
つまり、業者を何社かに絞っていくときに業者の種類と規模、受注単価、
全面リフォームでの施工実績を見ていくことで、第一の絞り込みが出来ると思います。

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