大規模な住宅リフォームの現地調査
大規模な住宅リフォームの現地調査
住宅リフォームにおいて、特に大規模で考えた時には、現地調査の仕方で会社の資質がわかります。
「現地調査」というのは、既存の住宅の状況がどの様になっているかを調査することですが、
周辺の状況や関係法律およびその地域の条例などが影響しないかどうかも調べなければなりません。
現地調査の項目として、具体的には
住宅の間取りや実際の寸法、床や天井などの段差や高さ
給水や排水、電気の引き込みや分電盤
車両の止めるところや搬入材料の置き場
近隣の状況、決まり事
マンションの場合は、エレベーターや廊下の使用規則
または、使用材料の指定などの管理組合のルール
戸建住宅の場合は、床下の状態、屋根の状態、天井裏の状況
家の傾き、水平の程度、基礎の状態、外壁の状態
などを、しっかりと把握しておくということです。
そうしないと、悪いケースでは、
工事が始まってから、いろいろな不都合が起こり、時には多額の追加料金が発生したり、
契約した内容を止む無く変更させられたりして、工事が終わっても満足できないということになりかねません。
また、木造住宅の場合には、間取りをむやみに変えてしまうと、
構造的に以前より弱くなってしまうことも十分に考えられるので、
既存調査をしっかりした上で、耐震診断や補強計画もしておかなければなりません。
このように書くと、調査が非常に大変な作業で大掛かりになるように思えますが、
住宅を大規模にリフォームすることが出来る会社は、
概ね無料で行ってくれるところが多いのが現状です。
確かに少し手間暇はかかりますが、業者の立場からしても
お客様の家を責任をもって触ることになる訳ですので、当然やっておくべきことと言えるのです。
逆に、そのような調査を行ってくれない会社は要注意ともいえます。
大事な家を全面的に任せることになる訳ですので、今の家の状態をしっかり把握した上で、
要望をしっかりとじっくりと聞いてくれる会社を選びたいものです。
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