全面リフォーム できること、できないこと
全面リフォームを考えるときには、担当者を見きわめることも大切です。
とはいうものの、担当者の何を見きわめたら良いのか、その基準がなければ
なかなか判断するのは難しいものかもしれませんね。
もちろん、時間や約束したことを守る、というのは最低限のマナーとして、
それで全部かと言えば、そうではありません。
もっともっと見きわめポイントとして重要な部分があるんです。
それは、こちらの要望に対して、できないことがあった場合に一番良く分かります。
建築の世界には、実は大きな制約があります。
ひとつは法律によるもの。
これは主に建築基準法と呼ばれる、建築に関する最大の法律です。
日本の国内で家を建てようと思ったら、
ほとんどの地域においては、この法律に基づいて許可をもらわなければなりません。
次に構造的な部分。
最近でも、構造基準に満たない建物や杭などが話題になっていましたが、
構造上無理なことをしてしまうと、地震が起こった時などに倒壊してしまう恐れがあります。
あと、上げるとしたらコストもそうでしょうか。
何でもかんでもやりたいことを盛り込んでいくと、どんどん金額は上がってしまいます。
予算はどこまででも・・・という特殊な人でない限り、コストも制約になり得ます。
そして、これらの制約があって、こちらの要望を実現するのが難しい場合、
おそらくリフォーム業者の担当者は、プランの変更や修正を提案したり、
代替案を用意したりしてくれるでしょう。
が、その話をする段になると、
こちらの想いを汲み取ってくれているか、がより分かりやすくなります。
もちろん、できないことはできないで仕方ないのですが、
共感してくれているかどうかで、次の展開は変わってくるものです。
施主の要望をはじめから「できないもの」として無視して提案してくる人と、
なんとか想いを実現させてあげようとする姿勢のある人とでは、
話しているだけでおのずと分かってきます。
そして、こういう人こそ頼みたいという気になるものです。
素敵な家になることを願っているのに、ダメな理由を散々並べられても、おそらく悲しくなってくるでしょう(笑)
ですから、むしろ最初は無理だと思っていても、要望はドンドンぶつけるべきです。
そして、それに対する担当者の反応を見てやろう、ぐらいの気持ちで打合せをすると
担当者の人柄がよく見えてきます。
きっと頼みたい、と思える人にも出会えるでしょう。
全面リフォームともなると、打合せ内容は多岐にわたります。
上手に担当者を見きわめて、何でも相談できるような、よいパートナーを見つけていくことが、
全面リフォームの秘訣にもなると思います。
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