住宅の大規模リフォーム　重要なこと

住宅の大規模リフォームにおいて最も重要なことの１つに
リフォームの理由やきっかけが何だったのかをしっかり認識する
ということがあります。

私たちは長年、住宅の大規模リフォームに関わってきましたが、
お客様の元を訪れた際に、施主の方の多くは、
まず「ここをこのようにして欲しい」などのように
ご自身の要望を伝えて来られます。
ところが、その要望というのはお客様の感覚で考えられたものであることが多いのです。

分かりやすく例えるとすると、
「増築をしたい」というご要望があったとします。
ところが、増築には法的・構造的規制が多くかかってきますし、費用も多くかかります。
むしろ、なぜ増築をしたいのか、が大切な要素になってくる訳です。
それが、リビングが狭いから、ということであれば、
例えば使っていない和室を含めて間取りを変えることで、
広いリビングが実現できるかもしれません。
また、収納が少ないから、という理由であれば、
各部屋の収納を充実させることで解消したり、小屋裏を有効に利用して納戸を作ったりできるかもしれません。

実はお客様の要望には、そこに至った理由が忘れられていることが少なくありません。
要望をそのまま受け入れて、そのままの形で提案をする業者もたくさんあるのですが、
本来は、そこに住む人の生活上の不満や不安など、
住宅の問題点を解決することを目的にリフォームを計画するものなので、
業者にはその理由の部分を出来るだけ正確に伝えて、
そこからプロとしての提案をしてもらうことが、
リフォームを成功させるコツだと思います。

本来は業者の側が、住む人の生活や考え方・思いなどを真摯に受け止めて、
情熱をもって接してくれるような人ばかりであれば、難しいことを考えないで済むのかもしれませんが、
残念ながら現実的には、要望されたことをそのままプランするだけの業者・担当者が多いのです。
施主側も伝える内容や、伝え方にこだわってみる方が良い結果を得られるかと思います。

≪得する会社選びの方法≫

Copyright © Reform Compass All rights reserved.

「リフォームで失敗しない為のお得な話」を無料でお届け！

利用規約に同意の上、メールアドレスを入力してご登録ください