リフォームコンパス

大規模リフォーム 記録をとる

大規模リフォームや全面リフォームともなると、想像しているよりも多くの打合せ事項があることに気づかされます。
業者を決定する前には、要望を伝えてそれを形として提案してもらう段階ですから、
自分の興味ある部分が話の中心になります。
当然そこを入念に説明しなければ理解してもらえませんから、業者側も熱心に説明をしてくれるでしょう。
ところが、打合せの量に驚かされるのは、むしろ業者を決定してからになります。

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そこからは契約した内容を元に、設備機器の仕様や色、
床の色やひとつひとつの部屋の壁紙、
それだけでなくスイッチやコンセントの位置など、かなり細かいところまで決めていきます。
また、色決めだけでなく、契約時にはそこまで細かく説明できなかったりする
これで見積りしていますよ、という説明もすべて受けることになります。
契約時にはプランや総額の話がどうしても中心になってしまい、
仕様をどうするか、といった部分は一から決めていく時間がありません。
むしろ、各社の「標準仕様」といった、標準的な仕上げ方法や設備機器など
多くの家に当てはまるように決められた仕様が中心になっていることが多いのです。

このように打合せの回数も質も「家」という買い物は最も打合せが重要な買い物になると言えるでしょう。
そして、そのときに重要なのが「打合せの記録をとる」ということです。
できれば、専用のノートを作っておいて、毎回決めた項目は書き込んでいくと良いでしょう。
また、見極めておきたいところとしては、業者の担当者がきちんと記録をとってくれているかどうか、です。
記録の控えをもらえるのがベストですが、打合せ内容をまったくメモしていない人などは注意が必要です。
何件も抱えている担当者が、打合せで約束したことをずっと覚えていてくれるかどうかは怪しいものです。
それぐらい数が多いのです。
むしろ、忘れることを前提として、きちんと記録を残してくれている担当者は信頼度が高いといえます。
これだけ数多くの打合せを必要とする大規模リフォームですから、
担当者の質も非常に重要な要素となります。
ぜひあなた自身が記録を残すということも含めて、きちんと相手が記録をとってくれているかどうかを、見極めてください。

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