大規模リフォームの場合には、部分的・限定的なリフォームと違って、
工事期間が必然的に長くなります。
また、住みながら工事をするような場合や、家の周囲に資材や車が置けない環境だと
作業効率が落ち、これらも工期に影響を与える可能性があります。
ともかく、長い期間工事する場合には工事現場の状況がどうなるのかを知っておくべきかもしれません。

実は、現場環境は工事する会社によって様々だったりします。
きちんと安全衛生に配慮し、資材がきちんと整理された現場もあれば、
乱雑に資材や道具が放置され、歩くだけでも危ないようなところもあるのです。
特に住みながら工事をするようなケースでは、下手をすると
住人が怪我をするようなことにもなりかねません。
もちろん、工事に入ってくれる大工さんによって違うところもあるため、
一概には言えないところがあるのですが、
きちんとした会社の場合には、あらかじめ教育を徹底して、
現場が美しく整理されるようになります。
一方、その都度入ってくる大工さんが変わるような会社の場合には
どうしても教育は行き届かないという訳です。

こうした話は、ほとんど事前に語られることはありません。
そして、一概に言えないものの、
現場が綺麗な業者は仕上がりも綺麗な場合が多いということがあります。
後々の品質にもつながってくる部分なのです。
できれば、リフォーム会社を決める前に、実際の現場を案内してもらったりして
様子を見ておくと安心できるかもしれません。
ただし、現場見学会などで施工中の物件を案内するような企画の場合には
本来の姿というよりも、お客さんに見てもらうために営業マンが一生懸命事前に掃除したりしますので、
真実の姿としてはあまりあてにできません。
イベントではなく、実際に動いている現場を見せてもらうことができると
自宅の工事のイメージもできますし、良いかと思います。

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