住宅の大規模リフォーム 施工体制の調べ方
住宅の大規模リフォーム 施工体制の調べ方
住宅の大規模リフォームを考えた時に、
業者の施工体制がどのようになっているかを知ることは大変重要です。
大規模なリフォームとは、必然的に家の中の広範囲を触ることが多くなりますので、
施工の方法がリフォームの成功の明暗を分けることになります。
そもそも住宅のリフォームを含めた建築工事というものは、
様々な職種の職人さんたちが入ってくることになるのですが、
大工さん、左官屋さん、電気屋さん、水道屋さん、塗装屋さん、クロス屋さんなど
非常に多くの人たちが一つの工事に携わることになりますので、
全体を管理する体制がしっかりしていないと、実はいいものが出来ないことになります。
例えば、優秀な技量を持つ楽器の奏者を揃えたとしても、
それをまとめる指揮者がいなければ、良い音楽にはならない、というのと似ています。
ところが、住宅のリフォームにおいて、
その施工体制がどのようになっているのかを事前に知ることは、実は大変難しいのです。
例えば、「工事はちゃんとやってくれるんですか?」と尋ねたとすると、
契約をするまでの段階で、営業担当者は「ちゃんとやります」ときっと答えてくれると思います。
ところが、その本当の中身を聞いてみなければ、
どの様に"ちゃんと"してくれるのかは分からないのです。
例えば、工事の担当者として誰が管理をしてくれて、どのくらい経験があるのか、
自分の家にはどのくらいの頻度でチェックをしに来てくれるのか、
あるいは、施工マニュアルはどの程度のものが用意されていて、
それを実際に見せてもらえたりはするのか
(施工マニュアルは中身を見ても、なかなかわからないかと思いますが、
その分厚さはひとつの指標になるかと思います。)
そして、工事中に説明してくれる機会はあるのか、施工図面がきっちりと用意されるのか、
実際に家に入ってくる職人さんはきちんと素性の知れた人なのか
などを聞いてみると良いでしょう。
これらは、常日頃きちんと工事を進めていれば、きっちりと回答ができる内容ですから、
むしろ、返事に困っている様な業者は要注意なのかもしれません。
担当者さんが慣れていないだけ、という場合もあるかもしれませんが、
それはそれで別の問題です。
この質問は、リフォームを計画する上で大変重要だと思いますので、
ぜひ投げかけてみる様にしてみて下さい。
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