大規模リフォームを失敗する理由の一つ
リフォームで失敗される理由の一つに、
自分のリフォームの種類を認識していなかったことが挙げられます。
リフォームを考えたら、まず、リフォームの種類を認識しておく必要があります。
ここでは、3つの種類に分けてみることにします。
・営繕リフォーム
コンロの取り換えや壁のひび割れの補修など、微細な修理を行うリフォームのこと。
・部分リフォーム
キッチンを取り換える、外壁を塗装する、洋室をキレイにする、など、住宅の部分的なリフォームのこと。
・大規模リフォーム
耐震補強、間取り変更、1階だけ全部、水回りを含む内装全部、など、全面リフォームを含み大規模にリフォームすること。
一般的には、リフォームを行うということで、いろいろ調べたり業者さんを探したりしていくことになるようですが、
上記の3つのリフォームのカタチの内、自分がどの種類のリフォームを考えるのかをしっかりと認識していないままに、
進めていくと大変な失敗を犯す恐れがあります。
特に、業者さんを選ぶときは非常に重要です。
例えば、3年ほど前に、近くのリフォーム屋さんでコンロを取り換えてもらった。
その時の業者さんが、すごく丁寧で親切にして頂いたので、
今回、耐震補強を伴うリフォームをそこにお願いした。
という場合。
これは、よく起こり得る内容ですが、
その近くのリフォーム屋さんが耐震補強という工事が本当に出来る知識やノウハウを持っていないかもしれません。
そして、リフォーム業者さんは、そういった工事をした経験が無くても、出来ますよ、と言われることが多いのです。
もちろん、耐震補強というのは、事前の調査を的確に行ってから診断をして、
そのうえで設計した通りの工事施工をしないと期待された強度が出ないことになってしまうので、
必要なノウハウが高度になり、なかなか簡単には出来るものではありません。
つまり、ご自身の考えるリフォームが本当に出来るかどうかを確かめることが大切になります。
その為には、まず、リフォームは種類があることを理解したうえで、
自分のリフォームがどの種類かを認識してから、調べ物や業者選びを行う様にすると良いでしょう。
意外と最初から間違った方向へ進んでいることもありますので、ご注意下さい。
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